韓国サムスン電子は現地時間7日、モバイル向けのデュアルコア・プロセッサ「Orion」を発表した。Orionはネットブック、タブレット端末、スマートフォンなどのモバイル向けコンピュータ機器での利用を想定したプロセッサで、ARM Cortec A9 1GHzプロセッサがベースになっている。
性能は従来プロセッサに比べて高速化され、特にグラフィック性能が大きく向上する。動画に関しては1080pのHD動画を快適に再生でき、3Dグラフィックスの描画能力も高い。3Dグラフィックスについては前世代品であるHummingbirdと比較して5倍の性能を誇る為、美麗なグラフィックを用いたゲームアプリを難なく動作させることも期待できるという。
リリース時期は2010年第4四半期で、一部のコンピュータ機器メーカーなどの顧客に対して提供される見込み。その後、2011年第1四半期には量産化が整い、多くのベンダーに出荷できる状態になるようだ。
サムスン電子製スマートフォンへの搭載も早ければ2011年第1四半期と見られ、「Galaxy」シリーズの新機種としてOrion搭載モデルがリリースされる可能性もあるかもしれない。
Orionでは基本な性能の向上のみならず、様々な拡張機能を利用できるようになる。例えば、ディスプレイを2つ備えることができる。加えて、外部ディスプレイへの出力も可能。計3つのスクリーンへ出力することができるわけだ。外部ディスプレイについてはHDMI出力経由でテレビやモニタなどへ映し出すことができる。当然1080p動画を出力させることもできる。
2011年のスマートフォン市場におけるハイスペック端末はデュアルコア・プロセッサが標準的になりそうだ。
【情報元、参考リンク】
BGR/Samsung’s Cortex A9 processor: 1 GHz, dual-core, 1080p capabilities
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