一方、ライバル通信事業者であるKDDIはソニーと提携し、米ソニーの電子書籍リーダー端末「Sony Reader」シリーズを国内投入する予定。Sony Readerは今月米国で新モデル「PRS-650」「PRS-350」がリリースされ、年内に「PRS-950」も発売される予定。いずれの機種もE-Inkディスプレイを搭載し、目に優しい表示をPRポイントとしている。また、旧モデルではタッチパネル搭載により表示のクリアさが犠牲になっていたが、この点を大幅に改善し、E-Inkディスプレイの良さを損なわない形でのタッチ操作の導入に成功している。
しかし、Sony Readerが「書籍」の閲覧に特化した端末であるのに対して、Galaxy Tabは様々な用途に利用できるタブレット・コンピュータ端末になる。7インチの液晶ディスプレイを搭載し、ウェブの閲覧、Androidアプリの利用など様々なことを楽しむことができる。どちらも一長一短あり、「電子書籍」の閲覧に限っていえば、筆者はSony Reader、もしくは米AmazonのKindleを推すが、インターネットに接続できるモバイル機器の部分を重視するのであれば、「Galaxy Tab」になるだろう。
下は紹介動画。
主なスペックは以下の通り。
- OS:Android 2.2(Froyo)
- UI:Samsung TouchWiz 3.0
- CPU:Cortex A8 1GHz
- ディスプレイ:7インチ液晶(解像度:1024×600)。マルチタッチ対応
- 内蔵ストレージ:16GB or 32GB
- 外部メモリ:microSD/microSDHC(最大:32GB)
- 前面カメラ:1.3メガピクセル
- 背面カメラ:3メガピクセル、LEDフラッシュ搭載
- 3G:HSUPA/HSDPA対応
- Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
- Bluetooth:3.0
- バッテリ容量:4,000mAh
- 重さ:380g
【情報元、参考リンク】
日本経済新聞
juggly.cn/NTTドコモ、Galaxy Tab(SC-01C)を年度内発売へ、日本経済新聞が報じる