LYNX（SH-10B）、不具合により一時販売中止。累計販売台数は約7,000台

NTTドコモは9日、Androidスマートフォン「LYNX（SH-10B）」において、ソフトウェアの不具合が確認された為、販売を一時中止することを発表した。すでにLYNXを購入したユーザーへは、不具合を対策したソフトウェア・バージョンアップを13日から提供する。販売再開は対策済みソフトウェアへの更新作業を終えた段階で行われるため、時期としては9月中旬以降になる予定。加えて、同社は9月8日までのLYNXの累計販売台数が約7,000台であることも公表している。

発見された不具合は、悪意のあるアプリケーションがインストールされた場合に、キーボード操作履歴が第三者により取得される可能性があるというもの。9月9日の発表時点では、この問題が実際に発生するアプリケーションは確認されておらず、ユーザーからの申告もない。実被害は発生していないようだ。

不具合はソフトウェア・バージョンアップで対策される予定だが、それまでの間の対策として、LYNXのユーザーは、アプリケーションのダウンロードを控えるようにと注意されている。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース