KDDIは17日、中国北京に本拠を構えるRekoo Media及び、Rekoo Japanと提携を結び、ウェブベースのポータルサービス「サンシャイン王国」の提供を10月14日より開始すると発表した。Rekooはソーシャルサービスの開発・運営企業として有名なベンチャーで、国内ではmixi向けにソーシャルゲーム「サンシャイン牧場」を提供していることで知られる。今回KDDIはRekooと協力し、国づくりゲームの要素、友人と繋がるソーシャル要素、各種サービスへの接点となるポータル要素を併せ持つビジュアルポータルサービス、「サンシャイン王国」をスタートさせる。
対応端末は多岐に渡り、auの携帯電話だけに留まらない。NTTドコモ、ソフトバンク、auの一般ケータイ、そしてAndroidスマートフォン、PC向けにサービスを展開する。10月14日のローンチ時に対応するのは各社の一般ケータイで、AndroidとPC向けサービスは2010年冬にリリース予定。
Rekooとの提携による最大の特長であるソーシャルゲーム要素については次の通りだ。
ユーザーはまず、「王国」と呼ばれるインターネット上のエリアを提供される。この王国では直物や建物を環境バランスに配慮しながら配置していく。王国はユーザーのアクションによって様々な形で発展を遂げる。環境バランスは現実的な要素を含んでおり、例えば建物はCO2を排出する。逆に植物はCO2を吸収する。すなわち両者をバランスよく配置しなければならない。また、建物を増やすことで、サンシャイン王国内で利用できるポイントを貯めることができる。
サンシャイン王国はソーシャル要素を含むサービスなので、当然ながら他のユーザーの王国を訪問することもできる。他国を探検し、アイテムを入手したり、建物や植物をチェックできる。
また、ポータル要素としてauの各種サービスと連動させることも可能。auのエンターテインメントサービス「LISMO!」などのサービスに関わる建物を配置することができる。その上、au携帯電話の場合は、au oneアドレス帳と連携させることが可能。友人を招待することも簡単にでき、友人同士で国づくりをサポートしあうこともできる。
サービスの登録料・月額利用料は無料。ただし、一部のアイテムは有料になる。
【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース
KDDI/サンシャイン王国紹介ページ
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