KDDIはシャープと共に来る10月4日に最新スマートフォンを発表する予定だ。この端末はAndroidを搭載したau向け第2弾スマートフォンになる見込みで、型番は「IS03」。KDDIにとってはスマートフォン市場で先行するソフトバンクモバイル、NTTドコモを追い上げる起死回生のための端末として考えていることだろう。それだけにユーザーからの視線も熱く、発表を前にした今の時点でも様々な情報、憶測、期待、希望などのコメントがインターネット上を飛び交っている。発表前の盛り上がり方としては理想的な状態にあると言えるだろう。
あとは実際の発表で失望されない端末を持ってくることができるかだが、それは蓋を開けてみないことにはわからない。とりあえずここでは、これまでに流れた噂をまとめてみたい。もちろん、情報の信憑性は全て不確かなので、外れて当たり前程度の認識で読んでみて欲しい。
まず、発売時期は11月下旬と見られている。発表日が10月4日なので、11月の発売というのは妥当だろう。11月上旬辺りが望ましいが、下旬でも特に問題はなさそうだ。
次に端末のデザインだが、黒をベースにオレンジをポイントとして側面に配色したシンプルな設計になるようだ。これは上の流出画像だけでなく、ティザーCMからも似たような印象を受けるので、大きく外れることはなさそうだ。
そして、肝心のハードウェアスペックだが、流出画像からは3.5インチのディスプレイを持ち、9.6メガピクセルのCCDカメラ、ワンセグ、Felica(おサイフケータイ)を搭載していることが伺える。さらに、赤外線通信も搭載し、ディスプレイはマルチタッチに対応、OSはAndroid 2.1ベースの端末だとされている。
UIはau向けAndroidスマートフォン第1弾端末「IS01」に採用されたものがベースになっている模様。これについてはKDDIは今後のラインナップでもIS01と同じUIを継続的に使用していく方針を示していたことの確認にもなる。全く同じではないが、ベースはIS01のものになるようだ。
これ以上の具体的な情報はまだ見えてこないが、一つ確かなことはIS03は一般の携帯電話端末(フィーチャーフォン、通称:ガラケー)の定番機能をAndroidプラットフォームの上に構築したスマートフォンになることだろう。
最新バージョンのOSを望むユーザー層にはヒットしない端末になりそうだが、それ以外の多くの層には受け入れられる可能性が高い。国内市場はガラパゴスと揶揄されることが多いが、そうなった理由は様々なれど、ユーザーがそういった機能を望んでいたことも大きな理由としてあるはず。
海外のハイスペック・スマートフォンをできる限り素に近い形で国内に持ち込むソフトバンク、幅の広いラインナップで様々なユーザー層に適したモデルを提供しようとするNTTドコモとは違う路線をKDDIは取ってくるように感じる。KDDIはガラケー+スマートフォン、ガラスマで市場に打って出るつもりかもしれない。IS03は今のところ、IS01よりも良いスタートを切る気配を感じる。
三者三様で戦略が異なるので、2010年後半の国内スマートフォン市場の戦い、そして2011年は面白いことになりそうだ。
【情報元、参考リンク】
Twitpic
GAPSIS/au向けAndroid端末「IS03」と見られる写真流出。3.5インチ、9.6メガCCDカメラ、ワンセグ、おサイフケータイ搭載か?
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