台湾HTCは15日、英国ロンドンでプレスカンファレンスを開催し、Androidスマートフォン新製品2機種と、UI「HTC Sense」の新しいバージョン及びウェブ連動サービス「HTCSence.com」を発表した。
新製品2機種は「HTC Desire HD」と「HTC Desire Z」。どちらも「HTC Desire」シリーズの新機種として10月から欧州、アジアなどで発売になる。また、詳細は不明ながら北米や日本での年内販売も予定されており、楽しみな端末だ。そして、これらの2機種はHTCが新たに始めるウェブ連携サービス「HTCSence.com」に対応する。
HTCSense.comは、インターネットを介してパソコンなどのコンピュータ機器からスマートフォンのデータにアクセスできるサービスだ。端末の所在地を確認したり、遠隔操作でロックしたり、写真などのデータを閲覧することが可能。セキュリティツールとしての役割も担い、今後のHTC製スマートフォンにとっては重要なサービスの一つになる。しかも、利用料金は無料だ。
ローンチ時に対応する端末は今回発表されたHTC Desire HDとHTC Desire Zの2機種だが、将来的には従来製品にも拡大される可能性があるという。それでも、週アスの報道によればハードウェアの仕様に依存する部分があるため、全ての旧製品に適用できるわけではないようだ。
具体的に利用できる機能は、先に述べたようにGPS機能を使って端末の所在地を突き止めることに加え、遠隔操作での端末のロック、遠隔操作での端末内部データの消去、また、端末内の各種データへのアクセス。例えばスマートフォン内のメールをパソコンで確認・編集することもできるということだ。さらに撮影した動画や写真を閲覧することも、電話帳やその他のデータを閲覧することだって可能になる。
HTC製Androidスマートフォンの利便性が大きく向上するサービスになるので期待したい。サービスのローンチは10月の予定。
【情報元、参考リンク】
HTC/プレスリリース
週アス/日本ではソフトバンクから? HTCが『HTC Desire HD』、『HTC Desire Z』を発表!!
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