Android搭載タブレットの話題が尽きない最近だが、台湾HTCも満を持して来年初頭に端末を投入する可能性があるようだ。同社が2011年第1四半期にAndroidの次期バージョン、3.0(Gingerbread)を搭載したタブレットを発売する計画だとDigiTimesが報じている。
情報源は同社へパーツを供給する台湾のサプライヤー。真偽のほどは別として、HTCが2011年初頭をターゲットにタブレットを開発している可能性は大いにありえる。タブレット市場は米AppleのiPadが大きく開拓し、今や規模が拡大し、激戦市場になりつつある。当然早い段階で参入する方が成功する確率は高く、ブランド力を高めることもできる。
韓国サムスン電子もGalaxy Tabを引っさげてこの市場に参入を果たす。米国では4つの大手通信事業者から販売する手はずを整えている。また、欧州、アジア、韓国などでもリリースする。同じく韓国のLG電子もタブレットを開発しているものと見られている。台湾のAcer、ASUSなども同様に準備を進めている。他社に先駆けて昨年12月にAndroidタブレットを投入した台湾Camangiも年内に新モデルをリリースする予定だ。
また、国内メーカーについてもNECがLifeTouchを、東芝がFolio 100を、マウスコンピューターがLuvPad AD100を販売する。
とにかく世界中の各社から様々な端末が出てくる予定になっており、もはや全てを把握するのは不可能、といった状況になりつつある。それだけにインパクトのある製品をリリースするのは難しいものだが、HTCはGingerbreadを引っさげて参入を果たす計画を描いているようだ。
そしてHTCにはAndroidスマートフォン市場を開拓してきた実績とブランド力がある。
来年初頭に登場すると噂の端末を楽しみに待ちたい。残念ながら現時点ではこれ以上の情報はまだわかっていない。
【情報元、参考リンク】
AndroidGuys/HTC Rumored to Drop Android 3.0 Tablet in Q1 ’11
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