端末はディスプレイサイズ違いで3種類用意される予定。5インチ、7インチ、9インチと2インチ刻みになる。2011年1月にリリースされる第1弾モデルは7インチの端末。2GBのRAM、Wi-Fi、カメラ、mini USB端子などを備える。
この端末の計画は学生向けタブレットPCの設計プロジェクトにあり、仕様も途中で変更になっている。今回発表された仕様は基本的には最終仕様であり、Androidタブレットとして来年リリースされる予定。製造の委託を受けたHCLは2011年1月にまずは10万台生産する。これを政府が購入し評価試験を行った後、100万台購入し、2011年の後半に大学生達に提供する予定。しかし、インドには1,300万人以上の大学生が存在するため、最終的にはより多くの台数が生産、提供される可能性があるということだ。
外観デザインについては言わずもがなというか、コストなりであり、お世辞にもクールとはいえない。また、スペックも同様で、タッチパネルも静電容量方式ではなく抵抗膜圧方式なのでタッチペンや爪での操作が主体となる。しかし、とにかく安いのでインパクトは大きいし、学生向けであれば十分かもしれない。
主なスペックは以下の通り。
- OS:Android
- 内蔵メモリ:2GB RAM
- 外部メモリ:mini SD/mini SDHC
- ディスプレイ:7インチ、抵抗膜圧方式タッチスクリーン
- カメラ搭載
- ネットワーク:Wi-Fi、3G(SIMカードスロット搭載)
- ビデオ出力端子、mini USB端子
hon.jp/インドのHCL Technologies、政府支援を受け35ドルのAndroidタブレット「Sakshat」を来年1月に発売
techpp.com/India’s $35 Android Tablet set to Arrive in Jan 2011 [Updated]