また、国内の技術系ブログメディア、TechWaveはこの件を伝える記事の中で、ソニーのInternet TVのサイズは20インチ~46インチまでで、年内に200万台の生産計画を立てていると補足している。
Google TVはAndroid OSをベースとしたプラットフォームで、テレビ向けに改良されたものになる。Androidベースであることから容易に想像できるように、Androidアプリが動くことは当然として、ウェブブラウザを利用することもできる。しかも、米Adobe SystemsのFlash Player 10.1にも対応する。
”インターネットとテレビの融合”をキーワードに開発されたGoogle TVでは従来のテレビ以上にネットを快適に楽しむことが可能とされている。動画一つとっても、放送中及び放送予定のテレビ番組はもちろん、ネット上の動画コンテンツ、レンタルサービスなどを含めて横断した検索を行うことができる。テレビ視聴中にはウェブページで情報を確認することも可能。特にGoogle TV向けにレイアウト調整されたコンテンツの場合はよりスムースな操作性で情報を楽しむことができるようになる。
また、Google TVの操作にはAndroidスマートフォンを利用することができる。無線LAN経由で接続し、手元のスマートフォンから文字を入力したり、検索することも可能だ。
下はGoogle TVの紹介動画。
Google TVプラットフォーム製品は現時点ではソニーの他、米Logitechも開発に取り組んでおり、同社の場合は既存のテレビに機能を付加させるセットトップボックス(STB)の発売を目指している。LogitechのSTBは「Revue」の名で販売予定であり、リリース時期は間近に迫っている。9月29日との噂もあったが、10月になる可能性が高そうだ。
いずれにしてもソニーのInternet TVの詳細、価格、発売日に注目したい。
【情報元、参考リンク】
crave blog/Sony's Google TV product slated for October 12 NYC unveiling
TechWave/ソニーのGoogleTV、ニューヨークで10月12日に発表【湯川】