文字認識(OCR)ソフトウェアメーカーのメディアドライブ株式会社は6日、Android向けに名刺管理アプリ「やさしく名刺ファイリング ビューワー」をリリースしたことを発表した。アプリは3日にAndroid Marketに登録され、350円で販売されている。また、名刺データの登録件数が10件までに制限された無料トライアル版も同時リリースされている。どちらもAndroid Marketで「やさしく名刺」で検索すればヒットする。対応OSはAndroid 1.6以上。公式に対応と謳われている機種はNTTドコモ向けの「Xperia」とソフトバンク向けの「HTC Desire」。
ただし、本アプリはあくまでも「ビューワー」であり閲覧用のソフトウェアに過ぎない。名刺の登録はWindows PC用の名刺管理ソフト「やさしく名刺ファイリング PRO v 10.0」を使わなければならない。スマートフォンへのデータ登録は、無線LAN経由で転送して行う。そのため、このアプリ単体で名刺管理をフルに行うことはできないので注意して欲しい。
スマートフォンに転送した名刺データは、一覧やサムネイルなどでリスト表示することができる。キーワードやフィルタ機能などで検索することも可能。名刺データ表示内の電話番号や住所などをタップすることで直接電話を掛けたり、他のアプリを連携起動させることもできる。データを標準の電話帳にエクスポートする機能もある。
有料版は最大4,000件(片面の場合。両面の場合は2,000件)までデータを登録可能。
もともとWindows版ソフトのユーザーの方にとっては蓄積したデータをスマートフォンから利用できる為、利便性が高まるはずだ。
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メディアドライブ/プレスリリース
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