しかし、これまではシングルペアリングだった為、接続端末を変更する際にはその都度手動でペアリングをやり直す必要があった。今後はこの手間が解消され、3台までであれば過去に接続したことのある端末ならば、自動的にペアリングされるようになる。複数の端末でキーボードを利用する方にとっては利便性が高まる。
ただし、マルチペアリングに対応するのはシリアルナンバー「S/N 07004000A」以降の製品に限る。
通常Bluetooth機器は使い始める際に、機器同士を手動でペアリングさせる必要がある。1度ペアリング作業を行えば、2回目以降の接続の際は自動的にペアリングされる。しかし、「シングルペアリング」のBluetooth機器では、直近の1台の情報しか記憶できないため、複数のBluetooth機器でキーボードを共有するときには、接続相手が代わるたびに手動ペアリングを行う必要があった。
今回の「マルチペアリング」対応ではその手間が省け、3台までの機器を記憶することができる。
例えばスマートフォンとWindowsパソコンでキーボードを共有する場合、切り替えの際に手動でのペアリング作業がカットできるので、スムースに使い分けることが可能になる。
とはいえ、TK-FBP017BKは現時点ではAndroid端末での利用についてはいくつかの難点が目立つ状態なので、購入の際には気をつけて欲しい。iPhone 4、iPad、Windowsパソコンなどでの利用では非常に軽快に使用できるのでオススメだ。
このキーボードについては過去にレビュー記事を記しているので、関心のある方は参考にして欲しい。
下はAmazonの商品リンク。
【情報元、参考リンク】
エレコム/プレスリリース
エレコム/TK-FBP017BK製品紹介ページ
GAPSIS/【レビュー】AndroidやiPhoneに対応したエレコム製 Bluetoothキーボード TK-FBP017BK
