左はCamangi FM600、右はWebStationの旧モデル(*WebStation 2の写真がないので参考に掲載)
それぞれ公開されたスペックを紹介したい。まずはWebStation 2から。
OSはAndroid 2.2。ディスプレイは7インチのTFT液晶で解像度は1024×600。旧モデルは抵抗膜圧方式のタッチパネルだったが、新モデルでは静電容量方式のパネルに変更になる。また、マルチタッチに対応。CPUは1GHz Samsung S5PV210、内蔵メモリは512MB、ストレージ容量は2GB、外部メモリとしてmicroSDカードスロットが用意されており、8GBのカードが同梱される。その他のスペックは、5メガピクセルの正面カメラ、HDMI出力端子、GPS搭載、3G、Wi-Fi対応などとなっている。サイズに関しては旧モデルよりも一回り小さくなる見込みで、ディスプレイの外枠部が狭まる印象になるようだ。
この製品は国内販売も計画されており、年末までにリリースされる予定。
次にCamangi FM600だが、こちらに関してはCamangi日本法人で筆者も試作品(Android 2.1搭載)をすでに触っているので感想を含めて紹介したい。
まずはスペックだが、7インチの液晶ディスプレイを搭載している点はWebStation 2と同じ。しかし、解像度は800×480と、WebStation 2と比較すると低い。CPUはQualcomm MSM7227 600MHz、内蔵メモリは512MB RAM、512MB ROM。外部メモリとしてmicroSDカードスロットを搭載。GPS、Wi-Fi、Bluetooth、miniUSB、3メガピクセルの背面カメラ、バッテリー容量3240mAhなどのスペック。SIMカードスロット(SIMロックフリー)も装備されており、Android Marketにもアクセス可能だ。
なお、参照元の記事ではFM600はシングルタッチと記載されているが、試作品ではマルチタッチに対応していた。ウェブブラウジング、写真閲覧、Google Mapsなどでピンチ操作によるズーム処理ができている。体感した印象は、全体的にかなり良かった。操作性も良く、動作速度も十分スムース。
FM600は欧州、アジア、オーストラリアなどでの販売が予定されており、時期は今秋以降の見込み。国内に関しては現時点では販売は確定しておらず、検討中。販売が決まった場合には、年内リリースの可能性が高そうだ。
UPDATED
FM600はSIMロックフリー端末のため、その点追記しました。
【参考リンク】
TFTS/Camangi WebStation II & FM600 Android Tablets Revealed