しかし、出展された端末からはいくつかの残念な情報も判明している。まず、タッチパネルは静電容量方式ではなく、抵抗膜圧方式になる。それに伴いマルチタッチにも非対応。この点は各社からリリースされている最新のスマートフォンの主流が静電容量方式に流れていることを考えるとやや残念なところ。
ディスプレイのサイズは3.2インチ、搭載されるAndroidのバージョンは2.1。将来的には2.2へアップデートされる予定。その他、Wi-FiはIEEE802.11b/g/nに対応、Bluetooth、microSDカードスロット、GPSなどAndroid端末として一般的な機能は一通り揃える。FMラジオも搭載している。端末のサイズは113x12.6x59mmで、重さは128g。
内蔵ストレージ違いで3種類ラインナップされる。8GB、16GB、32GB。
下はSlashGearによるハンズオン動画。
10月以降に西欧、米国、中国などで販売される予定だが、16GBモデルの価格は249ユーロ(26,969円)の見込み。
やや微妙なスペックながら249ユーロすることを考えると、このカテゴリの商品として競争力が高いとは言いにくいかもしれない。とはいえ、タッチパネルについては個人個人好みの差もあるため、一概に言い切ることもできない。
【情報元、参考リンク】
SlashGear/Philips GoGear Connect hands-on [Video]