Androidニュース&アプリ情報メディア

フリップタイプのAndroidスマートフォン「Motorola Flipout」が秋葉原各店に入荷

米MotorolaはAndroidスマートフォンを様々なスペック、形状で豊富にラインナップしているが、今年のモデルで最も奇抜なデザインを採用したモデルが「Motorola Flipout」だ。

Flipoutは昨年9月に発売された「Nokia 7705 Twist」と同じコンセプトにある端末で、端末の隅に回転軸を設け、ディスプレイが搭載された上側とQWERTYキーボードのある下側がくるっと回転分割される機構になっている。一般的には物理キーボードはスライドして引き出すタイプが多いが、これはくるっと回転させる。文字だけではどうしても上手く説明しにくいので、イメージを掴めない方は下の動画を確認して欲しい。

下はMotorola FlipoutのPR動画。


Motorola Flipoutは筆者もモックならば触ったことがあるが、フリップアウト動作は本当に軽快にできるし、端末の重さが120gと軽いこともあり、非常に扱いやすい。ディスプレイサイズが2.8インチと小さい点は長い時間ウェブサイトを閲覧するには少々厳しいかもしれないが、UIは独自のMotoblurが採用されており、基本的な操作で特に不便を感じることはなさそうだ。

この端末が秋葉原のいくつかのショップに入荷していることがAkiba PC Hotlineで報じられている。同サイトによれば、最安店は三月兎2号店で33,500円。ただし、このショップではすでに売り切れており、再入荷までには1~2週間かかる見込み。他にはSOUTHTOWN 437で34,800円、モバイルプラザ秋葉原で41,790円となっている。

ただし、海外モデルの為、国内の技適は取得しておらず、法律上は無線を利用してはいけないことになるため注意して欲しい。同サイトでも一応注意書きとして、「国内キャリアへの対応の有無や、国内で通信機能などが使用できるかどうかなどは不明」と記されている。理想を言えば、Motorolaにはそろそろ日本復帰を果たして欲しいところだが……。



端末の主なスペックは次の通り。
  • OS:Android 2.1
  • UI:Motorola MOTOBLUR
  • ディスプレイ:2.8インチTFT液晶(解像度:320×240)
  • 内蔵メモリ:512MB
  • 外部メモリ:microSD/microSDHC(最大32GB) *2GBのカード同梱
  • ネットワーク:WCDMA 850/1900、GSM 850/900/1800/1900、HSDPA 7.2 Mbps (Category 5/6)、EDGE Class 12、GPRS Class 12、HSUPA 2.0 Mbps
  • カメラ:3メガピクセル、デジタルズーム、固定フォーカス
  • フリップアウト式ハードウェアQWERTYキーボード搭載
  • Wi-Fi搭載
  • GPS搭載
  • デジタルコンパス搭載
  • FMラジオ搭載
  • Bluetooth:2.0+EDR
  • バッテリー容量:1170 mAh
  • サイズ:67.0mm x 67.0mm x 17.0 mm
  • 重さ:120g
【情報元、参考リンク】
Akiba PC Hotline/新製品- Motorola FLIPOUT
Motorola Flipout公式サイト

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件