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ソニーもAndroidタブレットを開発中か? 2011年前半に登場予定?

米Googleの開発するモバイル機器向けOS、Androidを採用したタブレット新製品がこのところ世界中の各メーカーから発表されているが、ソニーも満を持して製品を投入するようだとの噂が流れている。同社自らAndroid端末を開発・販売するのであれば、同社が米国向けに今秋リリース予定のGoogle TV「Sony Internet TV」に続く製品になるだろう。しかも、Internet TVは純粋なAndroidではなく、それをベースとしたGoogle TVプラットフォーム製品になるため、タブレットが発売されれば初といっても差し支えないかもしれない。

ソニーについては通信機器大手エリクソンとの折半合弁企業であるソニー・エリクソンからは「Xperia X10」を始めとするAndroidスマートフォンが複数リリースされているものの、ソニー自体からはまだない。

国内の大手家電メーカーでは、NEC、東芝、シャープらがAndroidを搭載したタブレット型の端末を発表している。NECはLifeTouch、東芝はFolio 100、シャープは電子書籍端末の形を採っているものの「GALAPAGOS」というAndroidベースの端末をリリースする。また、韓国の大手サムスン電子は「Galaxy Tab」を全世界で大規模に拡販する計画を持っている。この端末はNTTドコモから日本でも発売予定だ。

いずれにしても家電メーカー各社、パソコンメーカー各社、携帯電話機器メーカー各社がこぞってAndroidタブレット市場に参入しようとしている。いずれのメーカーも打倒iPadを目標にしており、まだ市場が固まっていないタブレットの製品領域でポジションを確保しようと力を入れている。

そこにソニーも参入するかもしれない。

DigiTimesは現地時間24日、CDMA版のiPhone 4に関する記事の中で、タブレット製品についての情報も伝えている。報道によれば、台湾Pegatron Technologyが2011年前半に台湾のASUS、Acer、HTC、日本の東芝、ソニーといった大手メーカーからのタブレット端末の生産を請け負う予定にあるとされている。

この記事では実はソニーのタブレットが採用するプラットフォームにまでは言及されていない。あくまでも社名が挙がっているだけだ。しかし、今のこの情勢の中でWindows 7タブレットをリリースするとは考えにくく、Androidを採用すると見るのが一番自然に感じるところだ。

この話が事実であれば、2011年前半はNTTドコモから発売される予定のソニー・エリクソン製スマートフォン「Xperia」の次期モデルに加え、ソニーからのタブレットの話題で盛り上がるかもしれない。

とはいえ、現時点では噂レベルの段階に過ぎないので、続報を待ちたい。

【情報元、参考リンク】
DigiTimes/Pegatron to begin volume production of CDMA iPhone 4 in November
GIGAZINE/ソニーのタブレット端末がいよいよ生産開始か、CDMA2000版「iPhone 4」は1000万台以上を量産へ
Photo: bachmont.

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