NTTドコモ向けのAndroidスマートフォン「Xperia」の国内販売台数が7月末の時点で約35万台に達していることが明らかになった。SankeiBizが18日に報じたNTTドコモ関連の記事から判明した。報道によればXperiaは発売から約4ヶ月間で35万台程度を販売したようだ。これは国内のAndroidスマートフォンとしては記録的なセールスになる。現在国内で販売されているAndroidスマートフォンはXperiaを含めて、NTTドコモ向けの「HT-03A」「LYNX」、ソフトバンク向け「HTC Desire」、auの「IS01」の計5機種だが、いずれもそこまでの台数が出ていない。
Xperiaに関しても国内スマートフォン市場で先行するiPhoneと比較できるレベルにはないが、それでもAndroidスマートフォンが一定の認知度を得るキッカケを生み出した。
Xperiaの国内発売日は4月1日。発売前の3月の時点で大きな注目を集めていた影響で、事前予約だけで5万件以上を獲得した。この勢いのまま発売から20日間で10万台を売り上げ、6月末の時点では累計販売台数が約27万台に到達。さらにその後の1ヶ月間で35万台にまで積み上げた。
仮にこのペースが継続すれば、9月末には50万台の大台に乗るかもしれない。
NTTドコモは今年度のスマートフォン販売台数の目標を100万台としている為、1機種で50万台を記録すれば目標達成に大きく前進する。
加えて、秋以降には豊富なスマートフォン・ラインナップを控えている。
同社の代表取締役社長、山田隆持氏は秋・冬に7機種前後のスマートフォンを投入する計画を公表している。そのうち1機種は10月以降に発売予定の韓国サムスン電子製「Samsung Galaxy S」だ。そのほかの6機種には低価格モデル、タブレットモデル、ワンセグなどの国内定番機能を搭載したモデルなどがラインナップされる予定だ。
秋以降に関しては新製品が登場する為、Xperiaのセールスも鈍化の時期を迎えたかもしれない。しかし、今後の販売を後押しする要素が2点ある。9月にNTTドコモはスマートフォンで@docomo.ne.jpのメールを利用できる「spモード」というサービスを開始する。また、10月以降にはXperiaへのAndroid 2.1のアップデート配信も予定されている。これらが後押しとなり、もうしばらくの間好調な流れを維持できる可能性もあるだろう。
Xperiaのセールスは今後販売されるAndroidスマートフォンにとってもベンチマークになる為、最終的にどれほどの販売台数に達するのか注目したい。
【情報元、参考リンク】
SankeiBiz/ドコモ、冬商戦で“弱点克服” 打倒iPhoneへメール機能改善
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