Ustream中継と同時にプレゼン資料をブラウザ配信できる「ZENPRE」がサービス開始。スマートフォンからの操作も可能

GAPSIS編集部 2010年8月3日

株式会社Fusicは3日、プレゼンテーション用の資料（PDF、PowerPoint）をUstream中継と同時に視聴者のウェブブラウザに配信することのできるサービス「ZENPRE」を開始する。視聴者側は該当プレゼンのページへアクセスすると中継動画、プレゼン資料、チャットコメントを一度に閲覧することができる。また、プレゼン資料はダウンロードして手元に保存することも可能だ。一方、プレゼンターとなるスピーカー側はスマートフォン用アプリを使うことで、パソコン無しでプレゼンを進めることができる。プレゼン配信の開始処理は当然として、資料のページ送りを自身のスマートフォンから操作できるため、身軽な状態で進行することが可能だという。

基本的にはこのサービスはアプリも含め、スピーカー側に関して話を進めたい。

視聴者側については単に該当プレゼンページにアクセスすればいいだけだからだ。

具体的にはプレゼンを行いたいスピーカーは、パソコンを使ってZENPREのウェブサイトから準備を整える。新規プレゼンの設定、資料のアップデートなどを行い、配信開始に備える。実際にプレゼン開始の時間が迫ったら、パソコンから処理を進めてもいいし、スマートフォン用アプリを使ってもいい。どちらでも好きな方を利用できる。また、アプリには過去に配信したプレゼン資料を閲覧する機能が備わっているため、思いがけないタイミングで資料を相手に見せたい場合でも即座に対応することが可能。

なお、アプリが対応するスマートフォンはiPhoneとAndroid。iPhoneアプリは現時点ではApp Storeに申請中だが、Android版はAndroid Marketで配信済み。「zenpre」で検索すればヒットする。サービスだけでなく、アプリの利用も無料だ。

また、ZENPREにはスピーカーと視聴者間でチャットを行うことのできる機能も備わっている。