韓国サムスン電子は30日、米国におけるAndroidスマートフォン「Galaxy S(ギャラクシーS)」の出荷台数が発売から約1ヶ月間で100万台を突破したと発表した。Galaxy Sは韓国ではすでに90万台を販売しており、欧州でも順調な売れ行きを見せている。全世界規模で見た場合は、出荷台数ベースで約300万台になるようだ。とはいえ、同社の販売目標は1,000万台であり、達成までにはまだ道半ば。しかし、サムスン電子は世界114の携帯電話キャリアとGalaxy Sの販売契約を結んでおり、今後も世界各国で順次販売される予定にあり、セールス記録は伸びていくだろう。
なお、米国では大手通信事業者4社に加え、U.S. Cellular、Cellular Southの2社からも販売される。大手4社に関しては製品名、仕様を変え、それぞれに特徴を持たせている。Verizon Wireless向けに「Samsung Fascinate」、Sprint Nextel向けに「Samsung Epic 4G」、AT&T向けに「Samsung Captivate」、そしてT-Mobile向けに「Samsung Vibrant」だ。外観デザインや物理キーボードの有無、対応ネットワーク回線など、スペックに細かい差異がある。ただし、基本的な部分は同じで、どれも「Galaxy S」シリーズの一員。
なお、セールス記録に関しては出荷台数と販売台数を異なるものとして見る必要があるが、米国に関しては出荷台数ベース。韓国の話は実売台数をベースとしたもの。欧州についても出荷台数ベースで100万台前後と見られている。
日本国内についてはNTTドコモから10月以降に発売される予定。最終的に2010年末までにどこまでセールスを伸ばすのか注目したい機種だ。
【情報元、参考リンク】
Android Community/SAMSUNG SHIPS ONE MILLION GALAXY S DEVICES IN THE U.S. MARKET
朝鮮日報/サムスン「ギャラクシーS」、米国で100万台販売
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