現在の最新Android OSのバージョンは2.2であり、コードネームは「Froyo」だ。Froyoはフローズン・ヨーグルトの略。このコードネームから予想できるように、Androidの各バージョンの開発コードは全てスイーツから採られている。例えば1.5はCupcake(カップケーキ)、1.6がDonut(ドーナツ)、2.1がEclair(エクレア)、そして2.2がFroyoだ。では、Froyoの次はといえば、Gingerbread(ジンジャーブレッド)だと噂されている。
ただし、Gingerbreadについてはバージョンナンバー、リリース時期、内容など詳細は不明だ。それでも、これまでの噂ではナンバーは3.0、リリース時期は早ければ今秋。もしくは来年初頭と見られている。
アップデートされる内容の目玉はユーザー・インターフェイス(UI)で、若干PalmのwebOSライクになるのではないかと考えられている。仮にwebOSライクではなかったとしても、2.2までのインターフェイスよりも操作性が増し、よりグラフィカルで美しいものに変わると期待されている。
これはAndroidが基本的な機能を搭載し終え、次の段階にステップアップしたことを意味している。UIが刷新されることでAndroidは新たなユーザーを得ることができるはずだ。
とはいえ、UIの話も確証はない。また、GingerbreadではGoogleが開発中とされているクラウド型の音楽配信サービス「Google Music」が盛り込まれるとの予想もある。
だが、重ねてになるがこれらの話は全て噂レベルに過ぎない。次期バージョンであるGingerbreadですらこの状態だ。にも関わらず、早くもその次のバージョンの開発コードの噂が浮上した。
Honeycomb(ハニカム)だ。意味はハチの巣。
バージョンナンバーは3.1や3.2、3.3など3.xになるとの話。
GoogleはAndroidの今後のアップデート頻度をスローダウンする意向を示しているが、それが事実かどうかは次期バージョン、次々期バージョンの投入時期で判断できるだろう。
【情報元、参考リンク】
FoneHome/Android 3.1 to be called Honeycomb
Photo: BotheredByBees.
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