基本システムはAndroid Gingerbreadと見られ、独自のUIが重ねられる。アプリはAndroid Marketに「ゲームセクション」を新設し、そこで販売するということだ。動作要件を満たせば他社製Androidスマートフォンからゲームアプリを購入することも可能になるかもしれない、とも指摘されている。ただし、この端末は携帯ゲーム機の機能を備わせるために、一般的スマートフォンと一線を画すハードウェア設計になるようだ。
ソニーが販売する携帯ゲーム機「PSP go」と似たスタイルで、スライド式のコントローラーを搭載するのだという。本体ディスプレイの外形部のデザインなどはPSP goほど丸みを帯びたものではなく、ストレートタイプの一般的スマートフォンと同様の長方形スタイルになる見込み。このスタイルを含めてEngadgetではSamsung CaptivateとPSP goを足して割ったようなデザインだと紹介している。
ディスプレイのサイズは3.7インチ～4.1インチと見られ、解像度は800×480以上。CPUはQualcomm Snapdragon 1GHz。カメラは5メガピクセルのものが搭載される可能性があるようだ。また、コントローラーはPSお馴染みの○△□×ボタン、LRボタンに加え、「Long Touch Pad」と呼ばれるパッドが用意される。これはアナログパッドに代わる操作手段になる模様。
ハードウェアのカラーリングはブラックをベースにシルバーのアクセントが取り入れられたものになり、コントローラー部はホワイトとシルバーの配色だということだ。
端末のブランドは「Xperia」「PlayStation」の両方を備えることになるという。
対応するゲームは初代PlayStationやPSPレベルのグラフィック・クオリティを持つものになり、先に述べたようにAndroid Marketのゲームセクションで配信される予定。
ただし、真偽のほどは不明。
いずれにしてもソニーはPSブランド、Xperia、その他様々な分野の商品セグメントを跨いだ製品を投入予定と見られているため、このような計画が実際に動いている可能性はありそうだ。XperiaとPlayStationのコラボ、引いてはAndroidとPlayStationの組み合わせはAndroid陣営にとっても大きな武器になるかもしれない。
今後の続報にも注目していきたい。
【情報元、参考リンク】
Engadget/ソニエリ、Android 3.0 採用のXperia / PS ゲーム携帯を開発中
