動画では最初に米Appleのタブレット端末「iPad」、サムスン電子のスマートフォン「Galaxy S」とのサイズ比較も行われている。iPadのディスプレイサイズは9.7インチ、Galaxy Tabは7インチ、Galaxy Sは4インチ。動画をご覧頂ければ一目瞭然だが、サイズの印象は全く違う。
重さもiPadがWi-Fiモデルで約680g(W-Fi+3Gモデルは730g)なのに対し、Galaxy Tabは約370gと見られる。サイズの異なるものの重さを比較しても大した意味はないかもしれないが、軽いことは確かだ。
Galaxy Tabは9月2日にドイツのベルリンで正式にお披露目されることが決まっている為、詳細は来週中に明らかになる。ベルリンでは9月2日から家電見本市「IFA 2010」が開催される予定で、数多くのAndroid関連製品が発表されることが見込まれている。その中でもGalaxy Tabは注目製品の一つだ。
早速動画を確認して欲しい。
ご覧頂ければわかるように、デザインもUIもiPadに似ている。この点は賛否両論あるはずだが、中身はAndroidだ。搭載されているOSのバージョンは2.2(Froyo)の為、Adobe Flash Player 10.1にも対応する。この事からGalaxy Tabでは”フルウェブブラウジング”が可能だとアピールされている。また、ビデオ通話へ対応させるため、正面カメラが装備される。もちろん背面カメラもある。動画の中でも紹介されているが、入力方式には「Swype」も組み込まれている。これは、単語を構成するキーを個別にタップしていくのではなく、なぞるだけでいい、というシステムだ。Galaxy Sにも搭載されている機能で、注目の入力システムだ。
Androidタブレットは7インチ・サイズのものが各社で準備されている為、今後は激しい市場になることが予想されるが、Galaxy Tabが実際にどのようなスペックと機能を引っさげて登場するのか注目が集まっている。
【情報元、参考リンク】
Engadget/Samsung Galaxy Tab gets video preview in Korea
Photo: The Digital Times.