ソニーは16日、持分適用会社である英ソニー・エリクソンの2010年第2四半期(4月~6月)の連結業績概要を発表した。ソニー・エリクソンは世界各国向けに携帯電話端末を販売しており、最近ではAndroidをOSに採用した「Xperia X10」、Symbianを搭載した「Vivaz」などがヒット商品になった。日本国内でもNTTドコモから「Xperia X10」が「Xperia」の名で販売され、話題となっている。これらの端末のセールスが業績に確実に結びつき、売上高は前四半期の14億500万ユーロから、17億5,700万ユーロにまで伸びている。また、前年同期の営業損益では2億7,400万ユーロの赤字だったが、当四半期には3,600万ユーロの黒字に転換している。ただし、前四半期の時点で2,000万ユーロの黒字だったため、現在は上り基調にあるといった方が適切な表現かもしれない。
今回の好調な業績を支えた要因の一つが端末の平均販売価格の上昇だ。前年同期には122ユーロ、前四半期に134ユーロだったものが、当四半期には160ユーロにまで伸びた。これは製品及び地域ミックスの改善、そして為替変動の好影響によるものだという。
ソニー・エリクソン社長、バート・ノルドベリ氏は声明の中で次のように述べている。
「高価格帯市場への注力と第1四半期に導入したスマートフォンの新製品、Xperia X10及びVivazの成功により、当四半期の業績は前四半期に続き好調を維持しました。この両機種及び当四半期末に出荷を開始したXperia X10 mini及びXperia X10 mini proは、オペレーター各社に好評を博しており、ソニー・エリクソンの長期的な成長に向けた基盤が整いました」
同社は今後もXperiaシリーズを発売する予定を立てており、まずは「Xperia X8」が一部の国と地域で2010年第3四半期にリリースされる。日本国内でも来年の春にXperiaの後継モデルがNTTドコモから発売予定とされている。ただし、その間に国内でXperiaシリーズの新製品が登場するかどうかはわかっていない。
【情報元、参考リンク】
ソニー/ソニー・エリクソン:2010年度第2四半期連結業績概要のお知らせ(PDF)
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