「talkingSIM」の通信サービスが利用するネットワークはNTTドコモのFOMA回線。対象エリアもこれに準じるため、全国各地の広い範囲で利用が可能だ。
対象端末はW-CDMA方式の端末で、具体的にはiPhone 3GSのSIMロックフリー版や、Androidスマートフォン、Windows Phoneなどが対象になる。正式に公開されている動作確認済み端末は下記の通りだ。
- Apple - iPhone 3GS(SIMロックフリー版)
- 富士通 - FOMA F1100
- Google - GDD Phone
- HTC - HT-03A
- HTC - HT1100
- HTC - HTC P3600
- Nokia - E61
- Nokia - E60
- ソニー・エリクソン - Xperia SO-01B
- 東芝 - T-01A
今回発表された「talkingSIM」は、4月5日に発売されたデータ通信用のSIMカード「U300」に通話サービスが付加されたものになる。データ通信速度は、「U300」と同じくベストエフォートで300kbps超。また、オプション機能として、留守番電話(月額315円)、キャッチホン(月額210円)、転送(無料)、迷惑電話ストップサービス(無料)などを利用することもできる。国際電話やローミングも可能だ。
同社の創業者であり、代表取締役社長を務める三田聖二氏はプレスリリースの中で次のように述べている。
「SIMロックフリー時代は、自分の好きな次世代インターネット端末を、自分が選んだ通信サービスで利用する時代です。talkingSIMは、スマートフォンご利用のお客様への日本通信からのご提案ですが、これは同時に、スマートフォン・メーカーへのご提案であり、また日本通信以外のMVNOの方々へのご提案でもあります。日本通信は、次世代インターネットの中核製品であるスマートフォン、そしてそれを支えるSIMロックフリー時代を、今後も強力に推進します」
なお、週アスのACCN氏がレビュー記事を公開しているので、関心のある方には参考になるだろう。
海外スマホ好きにはたまらない! 通話もできる格安データ通信SIMカード『talkingSIM』最速レビュー
【情報元、参考リンク】
日本通信/プレスリリース
日本通信/talkingSIMサービス紹介ページ
日本通信/talkingSIM動作確認端末一覧