日本通信は30日、スマートフォン向けのSIMカード「talkingSIM」でテザリングをサポートすることを発表した。テザリングはスマートフォンをWi-Fiホットスポットとして利用することで、ノートパソコンなどの様々な端末をインターネットに接続できる機能。この機能を利用するにはスマートフォン側がテザリングに対応している必要がある。例えば、SIMロックフリー版のiPhoneやAndroid 2.2搭載スマートフォンなどが対応している。それ以外でも、この点をクリアした端末を用意すれば、料金としては月額基本料金内で利用することが可能だ。
同社はプレスリリースの中で次のように述べている。
「インターネット利用ニーズが、家やオフィスでの使用から、どこでも利用したいと急速に変化する中、そして同時に、PCでの利用から、様々なインターネット端末での利用へとマルチデバイス化する中、モバイルWiFiルータ機能は、次世代インターネットのハブ機能として、極めて重要な役割を果たします。日本通信は、最軽量75gのモバイルWiFiルータ『b-mobileWiFi』、これを含む様々なモバイルWiFiルータで利用できる定額通信サービスSIM『b-mobileSIM』を発売していますが、これに加え、スマートフォンをモバイルWiFiルータとして使用できるテザリング機能をサポートすることで、次世代インターネットのハブ機能の普及を推進していきます」
talkingSIMはNTTドコモのネットワークを介し、月額料金3,960円で利用できるSIMカード及びその通信サービス。音声通話にも対応しており、1,050円分の無料通話が基本料金内に含まれている。また、データ通信速度はベストエフォートで300kbps超。安価に利用できるSIM、通信サービスとして注目を集めているが、これにテザリング機能まで加わるということで魅力が増した。
また、talkingSIMは継続利用契約ではないため、利用を止めても違約金が発生しない点も特徴の一つだ。
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日本通信/プレスリリース
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