そのHTCの今年の端末出荷台数が2,000万台に迫りつつあることが、EMSOne.comの報道によって明らかになっている。同サイトはHTCが出荷台数ベースでは台湾のNo.1企業に躍り出る可能性が高いと指摘している。
台湾の端末メーカーでは受託製造大手の華冠通信(Arima Communications)が出荷台数を伸ばしてきたが、HTCが上回る可能性が出てきた。実現すれば台湾の携帯電話業界では史上初めてブランドメーカーが受託メーカーの出荷台数を超えることになるのだという。正に記念すべき一年になりそうだ。
出荷台数の予想順位はトップにHTC、2番手にArima、3番手に華宝通信(Compal Communications)が続くと考えられている模様。CompalはArimaに受託メーカーとしての出荷台数を抜かれてしまう見込み。
HTCは数多くのWindows Mobile端末も手がけているが、最近はAndroid端末でより大きな注目を集める機会が増えている。今後もAndroidの躍進と共にHTCへの関心は高まっていくだろう。
国内でも「HTC Desire」に続く端末が投入されることを期待したい。
【情報元、参考リンク】
EMSOne.com/【携帯】 HTC、携帯電話出荷量で台湾最大手に