ソフトバンクモバイルがAndroidスマートフォン「HTC Desire(X06HT)」へのMMS対応とAndroid 2.2へのアップデートを予定することが21日に明らかになった。同社の代表取締役社長、孫正義氏が自身のTwitterアカウント(@masason)でユーザーからの問いに対して答えた形で判明した。孫氏はMMSに関しても、OSの2.2へのアップデートについても「対応します」と発言。これにより事実上同社がHTC Desireに対してこの件の対応を行うことが確実になった。
HTC Desire(X06HT)は同日午後、ITMediaの報道により29日までの予約を限りに国内販売を終了することが明らかになったばかり(当サイトでの該当記事はこちら)。残念なニュースの直後にプラス面の情報が出てきた格好だ。これにより29日までの約1週間で想定以上の予約が殺到する可能性が出てきたといえるかもしれない。
特に現状では国内の端末ではAndroid 2.2を利用できる可能性のあるものがないため、HTC Desireがアップデートされるのであれば、希少性がより増す。NTTドコモ向け「HT-03A」も「Xperia」もAndroid 2.2へのアップデート予定の話はこれまでの所出てきていない。海外に関して言えば、HT-03A(海外では「myTouch 3G」などの名称)のアップデートは噂されている。しかし、国内では期待感が薄い。Xperiaも2.1へのアップデートは予定されているが、2.2に関しては不透明な状況だ。auの「IS01」やドコモの「LYNX」についてはアップデートの噂すら現時点では聞こえてこない。
それだけでもHTC Desireは貴重な存在だが、ネックの一つだったMMS非対応の問題も解消される見込みだ。
どちらの対応も時期は依然として不透明だが、海外の一部地域ではHTC DesireへのAndroid 2.2へのアップデートは8月中にも実施予定と噂されている。早ければ国内のユーザーも同時期、もしくはそう遅れることなく入手できるかもしれない。ただし、HTCは2010年モデルの多くの端末へのAndroid 2.2へのアップデート予定を公表しつつも、時期はクリスマス前まで、とアバウトで広い範囲の表現止まりだ。HTC Desireについても8月に本当にアップデートがリリースされるという保証はないので注意が必要だ。
また、一点気がかりなのはHTC Desireの在庫だ。HTC Desireは有機ELディスプレイの入手難からカナダの通信事業者Telusでは液晶ディスプレイに切り替えた製品としてリリースされる。ディスプレイのサプライヤーである韓国Samsung Mobile Display社の供給能力は現在の需要を満たすレベルになく、全世界的にモバイル端末向け有機ELディスプレイの在庫不足を招いている。その為、国内向けのHTC Desireの入荷にも時間が掛かる可能性があるかもしれない。
いずれにしても今後しばらくはソフトバンクからの報道発表に注意を向けたい。
UPDATED
ソフトバンクモバイルの後藤誠二氏が自身のTwitterアカウント(@seijigo)でアップデート提供を11月を目処に予定している、と発言していることが明らかになった。時期は11月になりそうだ。該当ツイート。また、MMS対応は9月中旬の予定。
【情報元、参考リンク】
@masason/MMS対応ツイート
@masason/Android 2.2アップデート対応ツイート
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