サイバーエージェント、スマートフォン向けアプリ会社「アプリボット」設立

GAPSIS編集部 2010年7月8日

株式会社サイバーエージェントは7日、スマートフォン向けアプリケーションの企画・制作・運営を行う100％子会社「アプリボット」を設立することを発表した。世界的にスマートフォン市場が急成長する中、国内でもiPhone、Android端末によって関心が高まりつつある。それに伴うアプリ市場拡大の機を捉え、サイバーエージェントはモバイルサービス、ソーシャルアプリケーションサービスで蓄積してきたノウハウを生かしたアプリを提供すべく、アプリボットを設立する。代表取締役社長にはサイバーエージェント専務の日高裕介氏が、取締役には同社社長を務める藤田晋氏が就任。そして今年4月に入社した新卒社員の卜部宏樹氏（23歳）がもう一人の取締役として抜擢された。

卜部氏が抜擢された背景は、アプリボット設立の提案が彼によってなされたものだからのようだ。サイバーエージェントの歴史上、子会社の役員就任において卜部氏が最年少記録を更新したことになるという。

アプリボットが今後どのプラットフォームをターゲットにアプリの提供を開始するのかはまだわからないが、順当に行けばiPhoneからスタートし、その後にAndroidとなりそうだ。もしくは最初からマルチプラットフォームで来る可能性もあるかもしれない。いずれにしても、質の高いアプリのリリースが期待される。

アプリボットの会社概要は次の通り。