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Adobe、Facebook広告やAndroid向け機能を強化した「Online Marketing Suite,powered by Omniture」を発表

アドビシステムズ株式会社は26日、オンラインビジネス最適化のための統合ソリューション「Online Marketing Suite,powered by Omniture」に新しい機能を追加したことを発表した。このツールは顧客情報を収集・活用し、集客やコンバージョン、リテンション、及びコンテンツの作成や配信を最適化するためのアプリケーションから構成されているもので、今回新たにFacebook広告、ならびにBlackBerry、Androidなどのモバイルアプリケーション向けコンテンツに関する機能が追加、拡張された。特にFacebook広告に関しては効果の高い顧客セグメントを特定した上で、それらの対象に対してターゲッティングすることが可能になっているようだ。

また、AndroidとBlackBerryに関する新機能では、ネイティブアプリケーション向けコンテンツのリアルタイムでのパーソナライゼーションが可能だという。レポート機能やダッシュボードの強化も含まれている。

同社のOmnitureビジネスユニット担当バイスプレジデント、Josh James氏はプレスリリースの中で次のように述べている。

「AdobeOnline Marketing Suite は、アドビ システムズ社の持つ製品との統合によって強化され、従来からのお客様と新しいお客様の双方のニーズに応えることのできる統合ソリューションです。世の中のマーケターのレベルがどんどん上がっているなかで、多くのお客様がOnline Marketing Suite から複数のソリューションを活用するようになっています。これにより、データを活用してコンバージョンを向上させ、広告投資を最適化できるようになります」

今回の主な新機能の詳細は下記の通り(プレスリリースより)。

■Facebook 広告への自動入札

高度な解析機能によって、Facebook 内の効果の高い顧客セグメントを特定し、これらのセグメントに対してターゲティングが可能です。そして、CPC やCPM などあらゆる成功指標に基づいて、Facebook ディスプレイ広告キャンペーンの自動最適化が可能です。たとえば、コンバージョン指標に基づく広告効果をベースに入札価格を自動で更新し、広告費用対効果(ROAS) の最大化ができます。

■Google コンテンツネットワークのイメージ広告

Adobe SearchCenter + はGoogle イメージ広告の管理と作成を簡素化します。使用頻度の高い画像をインポートおよび保存し、イメージ広告を簡単に作成・配信することにより時間を大幅に節約できます。

■Blackberry およびAndroid モバイルアプリケーションの最適化(*日本語未対応)

Test&Target オンライン インターフェースから直接リアルタイムでBlackberry とAndroid向けのモバイル アプリケーションの配信やユーザー エクスペリエンスを変更できるようになりました。これにより、A/B および多変量テスト、動的コンテンツのターゲティング、訪問者のセグメンテーションを通じてモバイル アプリケーションの有効性とパフォーマンスが改善されます。

■マーケティングチャネルレポート

あらゆるマーケティングチャネル(リスティング広告、自然検索、ソーシャルメディア、動画等)間での比較およびビジネス効果の把握が可能になり、自社の顧客基盤に最適なマーケティングチャネルを把握しやすくなります。この情報を基に、意思決定者は最大の利益をもたらすマーケティングチャネルに適切に予算を配分することが可能になります。

他にもいくつかの新機能があり、これらは一部日本語対応未定部分を除き、すでに利用可能。

詳細は下記プレスリリースより確認頂きたい。

【情報元、参考リンク】
アドビシステムズ/プレスリリース(PDF)

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