最近発表されているAndroidタブレット郡の中では比較的魅力的な商品。
具体的な記述が無いため確証はないが、プレビュー動画を見る限りアプリケーションリストの中にAndroid Marketのアイコンがあるため、Market上の豊富なアプリを使うこともできそうだ。これは他のタブレットと異なり、SIMカードスロットを搭載し、携帯電話回線に接続できるためだと考えられる。ただし、Marketに関する実際のところは不明。
また、YouTubeでは720p動画の再生も可能。
残念なことは、当初の試作モデルでは静電容量方式のタッチパネルが採用されていたが、最終製品版では抵抗膜圧方式のパネルに変更されてしまったことだ。プレビュー動画でも以前のモデルと異なり、操作がややもたつくようになっている。CPUとRAM容量もやや不足しているように感じる。以前はSnapdragon 1GHzが搭載されるとの話だったが、結局768MHzになった。RAM容量も256MBと物足りない。以前の話と比較するとどうしても若干スペックダウンしてしまった印象が否めない。
しかし、その分価格は手頃なレベルに抑えられているし、決して悪くない製品であることは確かだろう。とりあえずセールスに注目といったところか。
下の2件の動画はプレビュー。その下は2月のイベント時のもの。
主なスペックは次の通り。以前お伝えした時とスペックが若干変わっている。
- OS:Android 2.1
- CPU:Quacomm Snapdragon 768MHz
- ディスプレイ:7インチTFT液晶(解像度:800×480)
- 内蔵メモリ:256MB RAM
- 外部メモリ:microSD/microSDHC(最大32GB)
- カメラ:2メガピクセル
- ネットワーク:HSPA/UTMS
- Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g/n
- Bluetooth:2.1+EDR
- バッテリー容量:2,200mAh
【情報元、参考リンク】
SlashGear/Huawei S7 gets previewed: multimedia good, battery bad? [Video]
eXpansys/Huawei SmaKit S7