ようやくAndroid 2.2(Froyo)のソースコード及び「Nexus One」向け正式版アップデートの提供が始まったばかりだが、メディアの関心は少しずつ次期バージョン「Gingerbread」(開発コード)に移りつつある。もちろんAndroid 2.2(Froyo)の各端末へのアップデート提供時期の話題も注目だが、Gingerbreadに関する話も興味深い。特に最近の噂ではGingerbreadは今年の10月中旬にリリースされ、最低動作要件が1GHzのCPU、3.5インチディスプレイ、512MB RAMなどになるのではないかと見られている。そしてGingerbreadを搭載した端末がホリデーシーズンにリリースされるとの話だ。
これらの話はもちろん現時点では全くの噂話に過ぎない。
Gingerbreadのバージョンナンバーも2.3になるのか3.0なのか良くわかっていない。見た目上大きな変化になる可能性もあり、一気に3.0まで上がるのではないかとの見方も強い。それはUIが大幅に刷新されるとの話が根強いからだ。
では、ホリデーシーズンにリリースされる可能性があるというGingerbread搭載端末はどのようなものになるのだろうか? 今回具体的な噂が流れ始めていることが明らかになっている。
Oxford-Zeiss Content & Research Guide (OZCARGuide)は、台湾HTCから「HTC Sabor」という名前のスマートフォンが年末、もしくは来年頭にリリースされるだろう、と伝えている。彼らはHTC SaborがGingerbreadを搭載し、CPUは2GHz、解像度は縦1000ピクセル以上、10メガピクセルカメラ(1080p動画撮影可能)、などのスペックで登場するのではないか、と指摘している。
ただし、こちらの話もあくまでも噂に過ぎず、実際に「HTC Sabor」が発売されるかどうかも不明。
しかし、いずれこのようなスペックの端末は出るだろう。HTCではなく米Motorolaかもしれないし、Samsungかもしれないし、はたまた別のメーカーからかもしれない。だが、年末には今以上にハイスペックのモデルがリリースされる可能性は高く、すでに何度もそういった噂が浮上している。
1GHzのCPUで凄い、と言っていられる期間はせいぜいあと半年ばかりかもしれない。
【情報元、参考リンク】
Phandroid/HTC Bringing 2GHz “Sabor” with Gingerbread at End of Year? [RUMOR]
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