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テキサス・インスツルメンツ(TI)、モバイル向け1GHzプロセッサ、AM3715、AM3703を発表

Texas Instruments(TI)は8日、モバイル端末向けのプロセッサ、AM3715とAM3703を発表した。最近のハイスペック・スマートフォンの多くはQualcommのSnapdragon 1GHzを採用する流れにあるが、TIの新製品は対抗モデルとなる。AM3715、AM3703はいずれも1GHz駆動に対応。

TIはプレスリリースの中で、携帯型データ端末(PDT)、携帯型医療機器、ホーム・オートメーション、ナビゲーション・システム、スマート・ディスプレイ、業務用のヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)といった幅広い用途に向けてシステム応答時間や起動時間の短縮、バッテリーの寿命の延長といった利点が見出せる製品になっていると主張している。

具体的にAM3715は従来のSitaraデバイスと比較して2倍のグラフィック処理能力を誇るという。

AM3715、AM3703、どちらもARM処理能力が従来品と比べて約40%向上している一方で消費電力が最大30%低減されているようだ。また、いずれの製品も「OMAP35x」やSitara「AM35x」プロセッサとコードの互換性を確保しており、AM3715とAM3703の完全なピン互換性はデベロッパーがシステムを拡張することを容易にするとされている。

価格は1000ユニット受注時の場合にAM3715が26ドル、AM3703が22.5ドル。TI、TIの販売特約店でサンプル出荷中。

詳細は情報元のリンクより。

【情報元】
TI/プレスリリース
TI/『Sitara AM37x』について
TI/『AM3715』製品情報
TI/『AM3703』製品情報
TI/『AM3715』データシート
TI/『AM3703』データシート

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