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NEC、Interop 2010でAndroid 2.1搭載タブレット「LifeTouch」を出展

千葉の幕張メッセで9日から11日までの予定で開催されているイベント「Interop Tokyo 2010」でNECがAndroid 2.1を搭載したタブレット端末「LifeTouch」を参考出展している。出展された端末は試作機であり、現時点では動きが少々もっさりした印象を与えるが、製品出荷は10月の予定とされている。

タブレット端末としてディスプレイは7インチのTFT液晶が採用されている。CPUはARM Cortex A8。Wi-Fi、Bluetooth、カメラ、GPSなど、一般的な機能は概ね装備している。端末のサイズは219×119×13.9mm、重さは約400g。

ただし、LifeTouchは純粋な一般ユーザー向けの他の製品とは異なるプロジェクト製品。

NECがそのままの状態で売るのではなく、顧客法人の独自カスタマイズやサービスが加えられた上でエンドユーザーに届く形が採られる。BtoBtoCになる。LifeTouchを採用する企業は端末に搭載されるアプリケーションを独自にカスタマイズしたり、端末のボタンの数や形状までをも変更することができる、という。

RBBTodayは展示会の説明員が「BtoBtoCの売り方を考えており、販売は端末と同社のクラウドサービスを一緒に提供する形となる」と述べたと報じている。



主なスペックは次の通り。
  • OS:Android 2.1
  • CPU:ARM Cortex A8
  • 内蔵メモリ:256MB
  • ディスプレイ:7インチワイドTFTノングレア液晶(解像度:800×480)
  • Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g
  • Bluetooth:2.1+EDR
  • 物理ボタン:電源、4方向カーソル、決定、操作(ホーム/メニュー/戻る)、音量操作
  • カメラ:3メガピクセル、オートフォーカス
  • センサー:GPS、加速度センサー、地磁気センサー、照度センサー
  • 外部メモリ:SD/SDHC
  • バッテリー駆動時間:約8時間(*NEC測定条件)
  • カスタマイズ可能項目:3G通信機能、赤外線通信、ボタンのデザイン変更、筐体のカラーバリエーション、アプリケーションの開発など個別応談にて対応

下はRBBTodayのレポート動画。RBBTodayの該当記事はこちら



【情報元、参考リンク】
RBBToday/【Interop 2010(Vol.2):動画】NEC、Android搭載タブレット「LifeTouch」を参考出展
ケータイWatch/NEC、同社製のタブレット型Android端末をデモ
NEC/LifeTouch紹介ページ

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