タブレット端末としてディスプレイは7インチのTFT液晶が採用されている。CPUはARM Cortex A8。Wi-Fi、Bluetooth、カメラ、GPSなど、一般的な機能は概ね装備している。端末のサイズは219×119×13.9mm、重さは約400g。
ただし、LifeTouchは純粋な一般ユーザー向けの他の製品とは異なるプロジェクト製品。
NECがそのままの状態で売るのではなく、顧客法人の独自カスタマイズやサービスが加えられた上でエンドユーザーに届く形が採られる。BtoBtoCになる。LifeTouchを採用する企業は端末に搭載されるアプリケーションを独自にカスタマイズしたり、端末のボタンの数や形状までをも変更することができる、という。
RBBTodayは展示会の説明員が「BtoBtoCの売り方を考えており、販売は端末と同社のクラウドサービスを一緒に提供する形となる」と述べたと報じている。
主なスペックは次の通り。
- OS:Android 2.1
- CPU:ARM Cortex A8
- 内蔵メモリ:256MB
- ディスプレイ:7インチワイドTFTノングレア液晶(解像度:800×480)
- Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g
- Bluetooth:2.1+EDR
- 物理ボタン:電源、4方向カーソル、決定、操作(ホーム/メニュー/戻る)、音量操作
- カメラ:3メガピクセル、オートフォーカス
- センサー:GPS、加速度センサー、地磁気センサー、照度センサー
- 外部メモリ:SD/SDHC
- バッテリー駆動時間:約8時間(*NEC測定条件)
- カスタマイズ可能項目:3G通信機能、赤外線通信、ボタンのデザイン変更、筐体のカラーバリエーション、アプリケーションの開発など個別応談にて対応
下はRBBTodayのレポート動画。RBBTodayの該当記事はこちら。
【情報元、参考リンク】
RBBToday/【Interop 2010(Vol.2):動画】NEC、Android搭載タブレット「LifeTouch」を参考出展
ケータイWatch/NEC、同社製のタブレット型Android端末をデモ
NEC/LifeTouch紹介ページ