カナダのKoboは、同社の提供する電子書籍用のリーダーアプリ「Kobo Reader」のAndroid版をリリースした。アプリの価格は無料。Android Marketで「kobo」で検索すればヒットする。アプリを起動してアカウントを作成することで書籍のプレビューを閲覧したり、フリーの書籍データをダウンロードすることもできる。動作チェックだけならそれを使って行えば無料で可能だ。
Koboはカナダの電子書籍販売ベンチャー企業で、5月にE-Inkディスプレイを搭載した電子書籍リーダー端末「Kobo eReader」を149ドルで販売し、注目を集めた。元々はカナダの大手書店Indigo Books & Musicの社内ベンチャーとしてスタートした企業だ。現在までにiPhone、BlackBerry、Palm Pre向けにも電子書籍リーダーアプリをリリースしており、Androidを含めれば4種類のスマートフォンで利用することができる。また、PCやタブレットなど、他のコンピュータ端末でも利用可能だ。
Koboの電子書籍リーダーアプリは、米AmazonのKindleアプリと同様の位置付けになり、端末の壁を乗り越えて同じ電子書籍を読むことができる。
電子書籍のタイトル数は200万件を超え、クラシック書籍を始めとする無料本もラインナップに揃えている。
アプリで行うことのできる操作、メニューは非常にシンプル。書籍を探す方法はジャンル別のカタログやトピックセクションからの絞込み、キーワード検索が用意されている。トピックセクションには「What's News」「NYT Bestsellers - Fiction」「Featured Free Titles」「Book Club Reads」など、いくつかの項目が用意されている。New York Times Bestsellersなどでは購入せずとも書籍のリストをチェックできるだけでも便利かもしれない。
そして肝心のリーダー機能だが、用意されているメニューは「Table of Contents」「Day/Night Mode」「Font Size」「Font Style」の4点。Table of Contentsは目次、Day/Night Modeは背景色と文字色の組み合わせをブラック/ホワイトとホワイト/ブラックに切り替える機能、Font Sizeは5サイズ変更でき、Font Styleでは「Serif」「Sans Serif」「Monospace」の3つのスタイルが用意されている。ページめくりは基本的に左右フリックで行う。また、ページをタップするとスライダーが表示されるので、そこから一気にページを飛ばすことも可能だ。
全体的に見れば、Koboのアプリは今夏リリース予定の米AmazonのKindleアプリと比べると若干機能不足かもしれない。しかし、基本的機能は十分に備わっている。
Androidの電子書籍リーダーアプリも徐々に増えつつあるようだ。
【情報元、参考リンク】
Kobo/Android App
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