KDDI、Androidスマートブック「IS01」の発売日を6月30日と発表

GAPSIS編集部 2010年6月24日

KDDIはau初のAndroid搭載スマートブック「IS01」の発売を6月30日から開始することを明らかにした。24日に販売が始まったWindows Mobile 6.5.3搭載スマートフォン「IS02」の発売セレモニーにおいてKDDIの取締役執行役員常務を務める田中孝司氏が明かしたことをケータイWatchが報じた（該当記事はこちら）。IS01の発売日は以前に当サイトでも30日になりそうだと何度か報じたが最終的にこの日で間違いなかったようだ。価格はシンプル一括で36,750円。

IS01はNTTドコモの「HT-03A」「Xperia」、ソフトバンクの「HTC Desire」に続き、国内販売されるAndroid搭載携帯電話端末では4番目の機種になる。KDDIはクラムシェル型のデザインを採用したIS01をネットブックとスマートフォンの間に位置する端末を意味する言葉として「スマートブック」のカテゴリ名で表現している。

大きな特徴は5インチの高精細ディスプレイを搭載している点と、赤外線通信やワンセグといった国内の一般的携帯電話端末で標準装備となっている機能を一部取り込んでいること。また、QWERTY配列の物理キーボードを持つことで、文字入力を快適に行えることもアピールポイントとしている。

一方で2台目需要をターゲットにした端末である為、これ1台で携帯電話としての日常利用をこなすことは困難だ。

基本的には一般ケータイ、もしくは通常スタイルのスマートフォンを持ちつつ、ネット閲覧や入力操作メインの作業及びアプリ利用、ワンセグ視聴などを目的としてIS01を併用する、という利用シーンが想定される。

今後のIS01へのアップデート施策としては、KDDIは8月下旬にMMS対応、9月下旬にLISMO!への対応を予定している。

なお、KDDIはスマートフォン分野での遅れが指摘されているが、具体的時期は未定なものの秋以降のモデルでは1台目需要をターゲットとしたストレートタイプの一般的スタイルを持つAndroidスマートフォンを投入する計画だ。

下は週アスによるレビュー動画。