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アールストリーム、IP電話機能搭載AndroidスマートフォンをMVNOで提供

株式会社アールストリームは9日、日本通信の通信サービス網及びソフトウェア等を利用し、Mobile Virtual Network Operator(MVNO)として音声サービス・データ通信サービスの提供を行うことを発表した。同社は今秋、モバイルIP電話機能を搭載したAndroidスマートフォンをSIMロックフリーで発売する予定。

ただし、サービスは現時点では法人向けの販売だけが計画されている。第1号案件として今秋、全国展開している大手企業のショッピングセンターへの導入が予定されているという。

MVNOは自前で無線通信設備を持たず、移動体通信事業者の提供する通信サービスを利用することで自社のサービスを展開する事業者のことを指す。アールストリームの場合は日本通信の通信サービスを利用する形で今回のサービスを展開する。

提供される音声サービスは電話番号が「050」で始まるIP電話になる。このIP電話機能をベースとしてアプリケーション・通信サービス・端末を一括してカスタマイズすることのできる、SaaS支援型のモバイル販促・EC支援サービスを構築するという。

とはいえ、現時点ではアールストリームが提供する独自のアプリケーションやサービスの詳細は不明。今後準備が出来次第公開されるだろう。

発売される端末の主なスペックは次の通り。
  • ディスプレイ:3.2インチHVGA(マルチタッチ対応)
  • カメラ:5メガピクセル、オートフォーカス
  • 外部メモリ:microSD/microSDHC
  • ネットワーク:W-CDMA/HSPA/GSM/GPRS/EDGE対応
  • モバイルIP電話機能搭載
  • 日本語対応
  • GPS/AGPS/G-sensor/E-Compass搭載
  • Bluetooth搭載

情報元:アールストリーム/プレスリリース

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