ただし、サービスは現時点では法人向けの販売だけが計画されている。第1号案件として今秋、全国展開している大手企業のショッピングセンターへの導入が予定されているという。
MVNOは自前で無線通信設備を持たず、移動体通信事業者の提供する通信サービスを利用することで自社のサービスを展開する事業者のことを指す。アールストリームの場合は日本通信の通信サービスを利用する形で今回のサービスを展開する。
提供される音声サービスは電話番号が「050」で始まるIP電話になる。このIP電話機能をベースとしてアプリケーション・通信サービス・端末を一括してカスタマイズすることのできる、SaaS支援型のモバイル販促・EC支援サービスを構築するという。
とはいえ、現時点ではアールストリームが提供する独自のアプリケーションやサービスの詳細は不明。今後準備が出来次第公開されるだろう。
発売される端末の主なスペックは次の通り。
- ディスプレイ:3.2インチHVGA(マルチタッチ対応)
- カメラ:5メガピクセル、オートフォーカス
- 外部メモリ:microSD/microSDHC
- ネットワーク:W-CDMA/HSPA/GSM/GPRS/EDGE対応
- モバイルIP電話機能搭載
- 日本語対応
- GPS/AGPS/G-sensor/E-Compass搭載
- Bluetooth搭載
情報元:アールストリーム/プレスリリース