2月に最初の話が飛び交ってからしばらく音沙汰のなかったHTCの噂のハイスペックモデル「HTC Scorpion」だが、続報が流れてきている。
モバイル端末に関する情報を扱う米MobileCrunchは、HTC ScorpionがAndroid 2.2(Froyo)を搭載し、1.5GHzのCPUを採用するようだと報じた。ただし、ここまでは2月の時点でも明らかになっていたこと。今回新たに浮上したのは通信事業者が当初の予想であったSprint Nextelではなく、Verizon Wirelessになりそうだという点だ。しかも、次世代通信規格Long Term Evolution(LTE)に対応するかもしれない、という。
次世代通信規格対応端末と言えば、米Sprint Nextelから4G対応Androidスマートフォン「HTC EVO 4G」がリリースされたが、VerizonはLTE対応で「HTC Scorpion」を準備しているのかもしれない。Verizonは急ピッチでLTEの整備に取り組んでおり、LTEをアピールするための端末をいくつも準備しているものと噂されている。その一つがHTC Scorpionと考えてもおかしくはなさそうだ。
MobileCrunchの情報元はconflipperと名乗るROMハッカー。conflipperは過去にもAndroidに限らず、モバイル端末に関するいくつもの情報を流している。現段階では噂の段階を超えない話だが、こういった端末がすでに開発されている可能性は高いだろう。
続報を待ちたい。
情報元:MobileCrunch/Rumor: HTC Scorpion and all of its 1.5 Ghz, Android 2.2 goodness headed for Verizon?
Photo by marlin harms.
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