米Googleが28日にNexus One向けのAndroid 2.2(Froyo)の正式版アップデートをリリースしたことで、他の端末の準備状況がいよいよ気になり始めたユーザーも多いはずだ。他の端末向けの対応は23日にAndroid 2.2のソースコードが配布されたことで、各端末メーカーにおいて懸命な作業が行われている真っ最中だろう。特に米Motorola、台湾HTCなどは開発者が寝る間も惜しんで取り組んでいる姿が目に浮かぶ。
中でも国内ユーザーにとって気になるのはHTCの動向だと考えられる。HTCは日本向けにも「HTC Desire」と「HT-03A」を投入しているからだ。両機種の海外版へのAndroid 2.2のアップデート提供話は国内のユーザーも気にしている方が多いことと思う。Desireに関しては当初、HTCは6月23日にアップデートの提供を行うのではないか、と噂されていた。ところが蓋を開けてみればFroyoのソースコードの公開自体が予想よりも遅れ、23日になってしまった。その為、Desireへのアップデート提供も遅れが生じるものと予想される。
では、具体的にどれくらいの期間遅れるのだろうか? 当初の予定が本当に23日だったのであれば、普通に考えれば2、3週間程度になりそうだ。そして今回、実際にその推測が的外れではなさそうな情報が流れてきている。
recombu.comは、HTC Desire、HTC Legend、HTC Wildfireを含むいくつかの機種がAndroid 2.2(Froyo)のアップデート提供を受けられる時期は今年の第3四半期の始め頃だと報じている。すなわち7月、もしくは8月上旬辺りまでの範囲がそれに当たるだろう。
同サイトは、HTCの広報担当者が次のように述べたと伝えている。
「我々はFroyo上で動作するHTC Senseをアップデートし、できる限り早くお客様の下へ配信できるようにパートナーと共に懸命な作業に取り組んでいます。我々はDesire、Legend、Wildfireなどを含む2010年モデルのいくつかの端末へのアップデートに関しては第3四半期の始め頃にはできるようにしたいと思っています」
実際に彼の言うとおりになるのかどうかはわからないが、7月、8月辺りというのは十分以上にあり得そうな話だ。米Motorolaも初代Droidへのアップデート提供を7月中に実施する予定とされており、最新モデルのDroid Xも8月には対応する見込みと言われている。Androidスマートフォンの分野でしのぎを削るHTCがMotorolaから大きな遅れを取ることも考えにくい。
この情報が正しいものであり、その上で開発が順調に進めば今月中旬にはアップデートがリリースされるかもしれない。
また、いずれにしてもそう遠くない将来に提供されることは間違いないはずだ。
あとは国内版モデルであるX06HTへの対応が気になるところだが、これに関しては販売を手がけるソフトバンクモバイル次第となりそうだ。当サイトでも同社へ問い合わせて確認してみるつもりだ。公表できる回答を得られた場合には改めて記事としてお伝えしたい。
【情報元、参考リンク】
recombu.com/Nexus One to get Android 2.2 over the air update this week
Engadget/HTC: expect Desire, Legend and Wildfire to get Froyo 'beginning in Q3'
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