Androidが採用されたことによるメリットはスタンバイ約180時間という長時間駆動とクイック起動にあるようだ。
また、Android Marketが利用できないものの、メール、ビデオチャット、PC向けWebサイトの閲覧、Microsoft Officeドキュメントの閲覧と編集、音楽、映像、写真などのメディアの再生、辞書アプリなど一般的な使用用途には十分に答えられるようだ。
Android Marketが利用できないのはタブレット端末も現状は同様なので致し方ないところか。結局、Android Marketのアプリが利用できない状態で、どこまで快適に端末を活用できるかが鍵になるが、価格帯を考えるとWindows搭載ネットブックに対抗できるアピールポイントが少ない点が気になる製品かもしれない。
しかし、一方ではAndroid搭載端末の広がりの証といえる製品であり、やはり注目すべき存在だ。
主なスペックは次の通り。
- OS:Android 2.1
- CPU:NVIDIA Tegra 250 1GHz
- 内蔵メモリ:512MB
- 内蔵ストレージ:16GB Flash Memory
- ディスプレイ:10.1型ワイドWSVGA(1,024×600)
- Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g/n
- 外部メモリ:ブリッジメディアスロット搭載(SD、SDHC、マルチメディアカード)
- インターフェース:USB2.0×1、USB2.0(Mini-B)×1、HDMI出力
- WEBカメラ:有効画素数 約130万画素CMOSカメラ
- バッテリー駆動時間:連続動画再生 約7時間/スタンバイ 約180時間
- サイズ:約262.0(幅)×189.8(奥行)×12.0~21.0(高さ) mm
- 重さ:約870g
- 標準消費電力:約5W
【情報元、参考リンク】
ITpro/東芝がAndroid搭載“クラウドブック”「dynabook AZ」を発表
東芝/プレスリリース
東芝/dynabook AZ製品紹介ページ
東芝/dynabook AZスペックシート(PDF)