NTTドコモは28日午後5時25分頃から午後8時3分頃までの間に「Xperia(SO-01B)」に対して誤ったバージョンのソフトウェアアップデートが配信されていたことを発表した。誤配信されたアップデートは6月中旬に公開予定だったものだが、最終版ではないという。その為、NTTドコモは既にアップデートを適用したユーザーに対しては、近くのドコモ故障取扱窓口へ端末を持って行くことを勧めている。具体的な悪影響や問題点は明かされていないが、何らかの不具合が潜んでいる可能性も考えられるため、アップデートを適用したユーザーはドコモのいうように窓口へ端末を持ち込む方が無難かもしれない。
今回のアップデートは「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア更新」からユーザー自ら更新作業を行うことで可能だったものだという。
アップデートの内容は主に新機能の追加にあるようだ。
具体的にはPOBox Touchが大幅に改善される見込み。特にフリック入力が可能になった点が大きく、またキーボードの設定項目の新設などもあるという。
フリック入力についてはITmediaが早速試しているので下の動画でチェックしてみて欲しい。
キーボードの設定項目の新設では特定のキーの非表示設定などが可能になったようだ。「Q」「L」「-」「X」「C」「V」などのキーを非表示にすることで、他のキーがより大きく表示されるようになる為、QWERTYキーボード形式でも日本語入力がしやすくなる効果があるという。
しかし、配信されたアップデートは最終版ではないため、NTTドコモは適用したユーザーに対して故障取扱窓口への来店を呼びかけている。
以下、NTTドコモのリリースを紹介(原文ママ)。
平素はNTTドコモのサービス・商品をご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、お客様がご使用されている「Xperia(SO-01B)」において、6月中旬に提供を予定していた機能バージョンアップのバージョンアップファイルが本日午後5時25分頃より誤って配信されていたことが判明いたしました。
午後8時3分頃にバージョンアップファイルをダウンロードできないよう対処しております。
なお、既にバージョンアップをされたお客様については、正式なバージョンアップファイルではないため、お手数ですがお近くのドコモ故障取扱窓口へご来店をお願いいたします。
「Xperia(SO-01B)」をご愛用のお客様にはご迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳ございません。
NTTドコモでは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいりますので、何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
ご不明な点等がございましたら下記までお問い合わせください。
●お問い合わせ先
「ドコモ・スマートフォン・ケア」
【電話番号】 0120-045-360(携帯電話・PHSからもご利用いただけます。)
【受付時間】 午前9時30分~午後9時
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース
ITmedia/ドコモ、「Xperia」の最新ソフトを誤配信
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