NTTドコモは31日、ソニー・エリクソン製スマートフォン「Xperia」に対して28日に誤配信されたアップデートを適用したユーザーへの対応を変更したことを発表した。当初は故障取扱窓口への来店を呼びかけ、預かり点検や交換が必要としていたが、一転して不要と発表。アップデートを適用した状態のまま使い続けて問題ないとリリースで明かした。
ドコモが窓口への持ち込みを呼びかけた理由は誤配信されたアップデートのファイルの検証が完了していなかったためだと言う。
そこで万一を考慮し、点検を呼びかけていたようだ。ところが31日になり、誤配信アップデートのファイルの検証作業が終了し、問題がないことが確認できたという。その為、来店は不要、そのまま使用して構わないと発表した。ファイル自体は6月中旬に公開される予定の正式版と変わりないようだ。
ドコモは発表のなかで次のように述べている。
「この度、お客様がご使用されている『Xperia(SO-01B)』において、2010年5月28日(金曜)午後5時25分頃から午後8時3分頃にかけて機能バージョンアップファイルが誤って配信されていましたが、正常にご利用いただけることを確認しました。既にバージョンアップをされたお客様におかれましては、引き続きXperia(SO-01B)をお使いいただきますようお願いいたします。なお現在、バージョンアップの提供は行っておりませんが、準備が整い次第改めてご案内いたします」
情報元:NTTドコモ/リリース
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