そして、他のライバル機種と大きく異なるのが独自の物理キーを3つ装備していることだろう。
音楽や動画などを再生する時に使う戻り、送りボタン、再生/一時停止ボタンがついている。HDMI端子の装備、720p動画撮影機能から考えても、この端末が「動画」の再生/録画に重きを置いていることがわかる。
また、ユーザーインターフェースは独自の「Acer UI 4.0」を採用している。
ここまで端末のいい点を紹介してきたが、実はUIに関しては微妙かもしれない。Android端末作りにこなれた印象のあるHTCの独自UI「HTC Sense UI」や、他のライバル機種のUIと比べるとやや美しさに欠けるデザインになっている。また、実際に販売される商品では改善されている可能性があるかもしれないが、プレビュー動画を見る限り、軽快な動作とは言いがたい。ややもたつく印象を受ける。ハードウェアのスペックが高いだけにこの点だけは残念だ。
それでもまた一つ、興味深い商品が出てきたことは確かだ。気になる発売日、価格は現時点では未定。
主なスペックは次の通り。
- OS:Android 2.1
- UI:Acer UI 4.0
- CPU:Qualcomm Snapdragon 1GHz
- ディスプレイ:3.7インチ有機EL(解像度:480×800)
- 内蔵メモリ:512MB RAM、2GB ROM
- 外部メモリ:microSD/microSDHC(最大:32GB)*8GBのカードが付属
- カメラ:5メガピクセル、オートフォーカス、LEDフラッシュ
- 動画撮影:720p、24fps対応
- 無線LAN:IEEE 802.11 b/g/n
- Bluetooth:2.1+EDR
- FMラジオ機能搭載
- DLNA対応
- HDMI出力端子搭載
- GPS搭載(デジタルコンパス搭載)
- バッテリー容量:1400mAh
- サイズ:119.5mm × 63mm × 11.2mm
- 重さ:約140g
Video Recensione Acer Stream da batista70phone from batista70phone on Vimeo.
情報元
Acer/プレスリリース
IntoMobile/Acer Stream Annnounced with Android 2.1, 3.7″ WVGA AMOLED Display, 5 Megapixel Camera