韓国のSamsungは23日、東京都内で携帯電話の新端末の説明会を開催し、5月末に海外で発売予定のスマートフォン「Galaxy S」(GT-I9000)を披露した。
Galaxy Sは3月に米国ラスベガスで開催された無線通信業界コンベンション「CTIA Wireless 2010」で発表された端末で、国内でのお披露目は今回が初となる。端末のOSにはGoogle Android 2.1が搭載され、4インチの高精細有機ELディスプレイ(解像度:800 x 400)、5メガピクセル・カメラ、DLNAを使った機器連携システム「All Share」などが備わっている。従来の液晶、有機ELよりも見やすく美しい表現が可能なディスプレイを始め、SamsungのCPUの高速な性能などにも高い評価が与えられており、欧米では非常に期待されている端末だ。
残念ながら現時点では日本国内への展開は予定されていないが、同社が日本でお披露目を行ったことからもわかるように、「積極的に考えていきたい」との方針を示している。
下で紹介するレビュー動画をご覧になれば明らかだが、この端末のディスプレイは非常に美しいとの評判を受けている。アクティブマトリックス方式の有機EL(Super AMOLED)ディスプレイが採用されており、屋外での太陽光下での視認性もとても良いとアピールされている。
なお、同社はGalaxy Sの他にも独自OS「bada」を搭載したスマートフォン「Wave」、Windows Mobileを搭載した「OMNIA」シリーズの展開も予定している。
Samsungは国内でのシェアは僅かだが、世界的にはNokiaに次ぐ第2位のポジションにつける大手メーカー。Galaxy Sの注目度も抜群であり、セールスが好調に推移することはほぼ間違いないだろう。非常に優れた端末との評価なので、国内での展開も期待したい。
以下、RBBTodayと週アスの速報レビュー動画を紹介したい。
まずはRBBTodayの1本目。ディスプレイの美しさがよくわかる。
RBBTodayの2本目。単語を構成するキーをなぞるだけで入力できる「Swipe」がデフォルトで組み込まれている。Swipeは日本語入力の場合はあまり意味がないかもしれないが、英語入力の場合は慣れれば入力スピードが劇的に速くなると謳われている。
最後に週アスのレビュー動画。
もう一つおまけでCTIAでの発表会の模様の動画。この発表会の演出も非常にクールと話題になった。
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