KDDIは23日、決算発表会を行ったがその席上で小野寺正社長はTwitterの利用予定を聞かれ、「わたしはやるつもりはない」と答えている。企業のトップがTwitterを利用している例は増えており、例えばソフトバンクの孫正義社長(http://twitter.com/masason)、楽天の三木谷浩史社長(http://twitter.com/hmikitani)は社員にもTwitter利用を勧めるほど上手く活用している。孫社長がユーザーからの要望に対して直接「やりましょう」と答える、この言葉はTwitterユーザーの間では知らない人がいないほどではないか、というくらい広まっている。
しかし、小野寺社長はこの流れに乗るつもりはないようだ。
理由は明確で、ITmediaは小野寺社長の「つぶやいたことが責任のある形でできればいいが、つい本音がでて、逆のことを言おうものなら『何だ』という話にもなる。責任のある人が闇雲にやるべきではないと思う」というコメントを報じている。小野寺社長は孫社長については「孫さんは非常に上手なので、うまく使っていると思う」と述べている。
小野寺社長が懸念するようにうっかりと問題発言をしたり、マイナスの発言をした場合、企業にダメージを与える可能性はどうしても付きまとう。それを心配する企業トップは安易に手を出すべきではないのかもしれない。
だが、世界中の誰もが知るようなマイクロソフトのビル・ゲイツ氏(http://twitter.com/billgates)を含め、本当に多くのトップがTwitterをやっている。
こういうトレンドに乗るか乗らないか、という細かいアクションの違いから企業の先進的、逆に保守的などのイメージがついてしまうように思う。ソフトバンクはショップ店員の対応や、そもそもの回線の質の悪さなどの問題があっても流行に乗るスピードの速さ、そして孫社長の迅速な対応は抜きん出ているかもしれない。
情報元:ITmedia
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