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アップル、小型軽量版のiPadを準備中との噂

発売されたばかりのiPadだが、すでに別モデルの開発が動いているという噂が流れている。2011年第1四半期に5~7インチ程度のサイズのディスプレイを持つ小型iPadが登場するのではないかと台湾のメディアを始め、海外の複数のメディアが伝えている。すでに部品会社が小型iPad用の部品の開発に入っているとの噂で、現行モデルよりも小さく、そしてより低価格で販売される製品になるとの話だ。現行モデルは9.7インチのディスプレイを搭載し、499ドルからの価格設定だが、小型モデルは400ドル以下になるだろう、と見られている。

話の出所はDigitimes Researchの上級アナリスト、Mingchi Kuo氏だ。

Kuo氏によれば、より携帯性に優れたモバイル端末市場をターゲットにした製品になるだろう、ということだ。主な用途としてはテキストなどの入力操作よりも閲覧がターゲットになるという。例えばウェブブラウズ、電子書籍リーダーとしてだ。もちろん、iPhone、iPadと同様に様々なアプリが使えるはずなので、もっと多くの用途に使えるはずだが、基本的には「iPhone、iPod touchは小さいけど、iPadでは大きい」と感じるユーザーをターゲットに考えているようだ。

確かにiPadのサイズは242.8mm×189.7mm×13.4mmなので、それなりに大きい。重量もWi-Fiモデルが680g、W-Fi+3Gモデルが730gだ。通勤電車の中でカバンから取り出して利用するには少々大きすぎるかもしれない。

仮に500gを切る重量で6インチ程度のディスプレイを持つiPadが発売されるのであれば、魅力的に感じる方もいるだろう。少なくとも電車の中で閲覧するには現行モデルよりも取り扱いしやすいはずだ。

情報元:Apple reportedly planning a smaller-size iPad for 1Q11, says Digitimes Research

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