同日にはパケット定額サービスの改定、ホワイトプランの改定、バリュープログラムの提供なども実施される予定となっている。また、ソフトバンクの2010年3月期の決算説明会も開催される。様々なイベントが27日に集中する。
なお、端末の価格はオープン価格のため販売店により異なるが、実勢価格は61,920円になる見込み。同社が同日から提供開始する新しいパケット定額サービス「パケットし放題フラット」に加入して分割購入した場合には、月月割により通信料から月額2,200円の割引を受けることができるため、実質的負担額は9,120円となる予定だ。加入しているパケット定額サービス次第でこの額は変わる。
具体的には値段構成は3タイプとなる。
ここで示す例は24回分割払い、月月割適用時の実質負担額を指している。
「実質負担額」は実際に端末購入にかかる費用のこと。
このような値を持ち出す理由は「月月割」が通信料から値引きするサービスだからだ。端末の価格からの値引きではないので端末購入代金は61,920円で変わらない。お得になるのは通信料だ。例えばパケットし放題フラット加入者は月額2,200円の通信料割引を受けることができる。
これを「実質的な端末購入のためのサポート」と捉えれば、実際に端末購入に必要となる金額は「端末代金-月月割による値引き分」と考えても差し支えないことになる。一般に言う「実質負担額」はこの値のことを指している。
今回のHTC Desireの場合、端末の一般的価格が61,920円になると考えると実質負担額は次のようになる。
- パケットし放題フラット加入者の場合:61,920円-(24×2,200円)=9,120円
- 他のパケット定額サービス加入の場合:61,920円-(24×1,900円)=16,320円
- パケット定額サービスに未加入の場合:61,920円-(24×1,600円)=23,520円
それぞれを月額換算すると上から順に380円、680円、980円となり、一般的には月々これだけの金額を上乗せすることで端末を手にすることができる、というわけだ。
価格の話はここまでにしよう。
HTC Desireは4月1日から予約の受付が始まっているので、確実に購入したい方は今からでも予約されることをオススメしたい。また、ソフトバンクオンラインショップでの購入申込は27日の午前10時から開始される。
端末の主な仕様は次の通り。
・CPU:Snapdragon 1GHz
・OS:Android OS 2.1
・ディスプレイ:3.7インチ有機ELディスプレイ(解像度:800x400)
・カメラ:背面カメラ。5メガピクセル
・外部メモリー:microSDカードスロット(最大32GB)
・Bluetooth:2.1
・操作システム:マルチタッチ対応。光学ポインタ搭載。
・UI:Androidに独自のHTC Sense UIを追加。
・Googleマルチアカウント対応
Xperia、IS01、IS02、iPhoneとのスペック比較はこちらのページにまとめてある。
週アスのレビュー動画はこちら。
HTC Desireのよくある質問はこちら。(*一部の情報が古いので後ほど修正・更新予定)
【参考リンク】
・ソフトバンク/プレスリリース
・ソフトバンク/プレスリリース・製品紹介
・ソフトバンク/HTC Desire(X06HT)製品紹介ページ
・ソフトバンクオンラインショップ