京セラが3月23日に米ラスベガスで発表したAndroid OS 1.6搭載スマートフォン「Zio M6000」の発売時期が明らかになった。発表当初は第2四半期中とされたが、実際には7月になるようだ。
また、端末の値段は希望小売価格で299.99ドル(約28,340円)だという。実勢価格帯はさらに下がると予想されており、実際にはとてもお値ごろな金額で入手できそうだ。
もちろんこれは海外での話。国内での発売は予定されていない。
海外では第2四半期に数多くのAndroidスマートフォンが発売される予定になっており、Zioはその一つだ。数多くのライバル勢と戦っていくことになるが、この値段は一つの武器になるだろう。
とはいえ、スペック上はライバル勢に劣っている。搭載OSは同時期に発売されるライバル勢がAndroid OS 2.1を搭載しているのに対してZioは1.6。ディスプレイもHTC EVO 4Gなどと比べるとやや小さく、3.5インチだ。もちろん、実用上は3.5インチでも十分な大きさだし、解像度も800×400ある。また、カメラは320万画素。810万画素のカメラを持つソニー・エリクソンのXperiaなどと比べてもやや劣る。だが、これで十分、と言う方も多くいるものと思う。
値段はどう考えても魅力的な値になるはずで、それなりに売れる可能性も十分にありそうだ。
なお、対応している通信規格はCDMA2000 1xEV-DO rev. A、Wi-Fi。
先に述べたように、残念ながら日本での発売は予定されていないが、まずは海外でのセールス成績を楽しみに待ちたい。
Zioのプレビュー動画は下。
情報元:Cricket’s 2010 device lineup leaked
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