28日にソフトバンクから「HTC Desire」の発表があったことでソニー・エリクソンのXperiaとの間で気持ちが揺らぎ始めている方もいるかと思う。
特にDesireはAndroid OS 2.1を搭載し、発売時からマルチタッチでの操作が可能だ。ピンチイン/アウトの操作で快適にウェブページをブラウザすることを期待してAndroidスマートフォンに乗り出そうという方にとってはXperiaはやや辛い立場にある。
しかし、Xperiaも以前から「ハードウェアはマルチタッチに対応している為、将来的にAndroid OSのバージョンアップが実施されればこの問題は解決する」と見られていた。それを見越して購入に踏み切る方もいるだろう。もちろん、バージョンアップ自体、現時点では未定で、時期も不透明だ。しかし、希望が見えていたのは事実。
ところがここに来て雲行きが怪しくなってきた。
以前ソニー・エリクソンのグローバル・マーケティング・マネージャー、Sumit Malhotra氏がブログ上で、ハードウェアは対応しているので将来的にはマルチタッチもできるようになるだろう、と回答していたので、安心感をもたれてきたが、実際の状況が異なる可能性が浮上した。
同じく公式ブログで質問を受け付けた開発者の一人、Rikard Skogberg氏は今回、次のように述べている。該当のブログコメント原文はこちら。
「申し訳ないが、スクリーンに関する技術的な詳細は教えることができない。しかし、私はマルチタッチに関する質問についての確認はとったよ。以前も言ったようにXperiaはマルチタッチには対応しない。そしてこれも確認したが、ソフトウェアの問題だけでなくハードウェアにも関係があるようだ。しかし我々はXperiaの将来的なアップデートのために、代わりの解決策にも取り組んでいる。このブログでもよく聞かれる。X10 miniでのデモもあるよ」
まずは、彼の言うデモ動画を下に紹介したい。
ご覧のようにスクリーンを長押しすると左側にズームガイドが表示され、指をそのまま上にスライドするとズームイン、下にスライドするとズームアウトが実施される。Xperiaデフォルトでの操作ではズームイン、ズームアウトボタンをいちいちタップする必要があるので、若干スマートに見える。
しかし、見ればわかるようにマルチタッチでのピンチイン/ピンチアウト操作の方がおそらく速い。
この件についてはEngadgetではメーカーに公式コメントを照会中としており、回答があり次第続報でお伝えする、としている。Engadgetへの回答を待ってみたい。
とはいえ公式回答が的を得ない濁した表現になる可能性も否定できないだろう。「将来的な導入に向けて開発中ですが、時期を含めて投入されるかどうかは未定です」と回答されてしまえば、もはや何も言えない……。
なお、今回の件はあくまでもRikard Skogberg氏がブログ上のコメント欄で回答しただけなので、これだけに振り回されるべきではないと思う。どういう回答になるかはわからないが、ソニー・エリクソンからの回答を待つべきだろう。
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