23日、サムスン電子は米ラスベガスで開催されている無線通信業界コンベンション「CTIA Wireless 2010」において、Android OS搭載スマートフォン「Galaxy S(GT-I9000)」を発表した。OSのバージョンは2.1。日本での発売は未定だが、欧米を始めとする海外では今年第2四半期中に発売される予定。CTIAでは数多くのAndroidケータイが発表されているが、Galaxy Sもその中の一つの端末としてライバルと戦っていくことになるだろう。
端末の特徴はAndroid OS 2.1を搭載し、4インチ高精細の有機ELディスプレイ(解像度:800 x 400)、5メガピクセル・カメラ、DLNAを使った機器連携システム「All Share」などを備えること。
Android OS 2.1を搭載したHTC EVO 4Gほどのインパクトはないが、同社が「Smart Life」をコンセプトに掲げるようにそつなく使いやすい印象を与える端末に仕上がっているようだ。また、通信規格はW-CDMA、GSM/GPRS/EDGEなどに対応。無線LANやBluetoothにも対応している。CPUは他のライバル機種が多く採用しているQualcommのSnapdragonではなく、サムスン電子の独自開発CPU。
端末のサイズは122.4mm x 64.2mm x 9.9mmと、比較的薄型だ。重量も118gとXperiaなどと比較しても軽い。
下にプレビュー動画を紹介。これだけでは何とも言えないが、動作は軽快に見える。
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