<▲図:V20 PRO L-01J> |
V20 PRO L-01Jの主なスペックは、約5.2インチのQHD(1440×2560ドット)TFT液晶、CPUにQualcomm MSM8996(2.1GHz + 1.5GHz)、4GB内蔵メモリ(RAM)、32GB内部ストレージ、microSDXC 256GB対応、防水IPX5、7・防塵IP6Xなど。最近のスマートフォンとしては標準的なディスプレイサイズだが、解像度がフルHDではなく、それ以上に精細なQHDというのが大きな魅力の一つだ。
<▲図:狭額縁の5.2インチディスプレイで持ちやすいサイズ感を実現> |
写真の通り、額縁部分が狭いこともあり、ボディも持ちやすいサイズ感に収まっている。
<▲図:USB端子はType-C> |
メタルボディは重厚感のある「チタン」カラーの1色のみ。下部にはイヤホンマイク端子、USB Type-C端子がある。入出力/充電端子は今年は多くのスマートフォンで標準採用されそうなUSB Type-C。
<▲図:渋めのメタルボディ。電源キーは背面、ボリュームキーは左側面にある> |
背面には特徴的なデュアルカメラと、電源キーを兼ねた指紋センサーがある。下の方に見えるロゴはハイエンドオーディオで有名な「Bang&Olufsen」のカジュアルブランド「B&O PLAY」のもの。B&O PLAYとのコラボによるオーディオ体験ができることがV20 PRO L-01Jの特徴のひとつ。
その高音質のカギとなるのがESS Technology製の「ES9218」というSOC(システム・オン・チップ)。チップに搭載された4つのDAC(デジタルアナログコンバーター)がノイズを低減し、低音量でもクリアな音を再現する。また、チップに搭載されたヘッドフォンアンプとアナログボリュームコントロールで、高いインピーダンスのイヤホン・ヘッドフォンであっても、十分な音量を出力することができる。
<▲図:セカンドスクリーンでは情報の確認と操作が可能だ> |
ディスプレイの上部には「セカンドスクリーン」があり、アプリのショートカットや、クイックツールなどを表示。タッチ操作も可能だ。
<▲図:セカンドスクリーンの表示はカスタマイズ可能だ> |
セカンドスクリーンの設定画面もあり、表示するコンテンツの変更や、ロック画面での表示・非表示の設定ができる。また、カメラ使用時には画面外にモード切り替えのアイコンが表示される。
<▲図:スクリーンショットなどをナビゲーションキーに割り当てることもできる> |
画面下部のナビゲーションキーのカスタマイズも可能で、使い慣れたキー配列に変更できる。このUI(ユーザーインターフェイス)は、キーのアイコンをドラッグ&ドロップすることで直感的に操作できる。
<▲図:標準レンズと広角レンズを搭載> |
背面カメラには、約1600万画素の標準レンズカメラと約800万画素の135°広角レンズカメラのふたつを搭載する。広い範囲が写せる広角レンズカメラは、旅行や集合写真で活躍しそうだ。前面のカメラも120°の広角レンズを搭載し、約500万画素で高画質撮影を可能としている。
<▲図:撮影画面> |
カメラの切り替えは、画面上部のアイコンをタッチするだけ。標準カメラでも充分広い範囲が写るのだが、広角レンズに切り替えるとさらに多くのものを写し込むことができる。ただし、広角レンズは近距離のものほど大きく歪曲してしまうので、人物撮影では一工夫必要かもしれない。
<▲図:動画撮影はフレームレートの変更が可能だ> |
動画撮影は4Kの高画質動画撮影に対応し、ライブハウスやスポーツイベントなどの大歓声でも音割れしない高感度マイクで高音質記録が可能だ。動画のフレームレートは、30FPSのほかに映画のような24FPS、そして秒間1コマのタイムラプス撮影に簡単に設定変更ができる。
V20 PRO L-01Jは、標準で最新のAndroid 7.0を搭載し、DSDの再生に対応するハイレゾオーディオや高性能DAC、標準レンズカメラと広角レンズカメラ、音割れしにくい高感度マイク録音など、通好みのスペック満載の期待のスマートフォンだ。
(記事:mi2_303)
【情報元、参考リンク】
・ドコモオンラインショップ/V20 PRO L-01J製品ページ