ファーウェイ・ジャパンは13日、都内で新製品発表会を開催し、Android 7.0搭載ハイエンドスマートフォン「HUAWEI Mate 9」、Androidタブレット「HUAWEI MediaPad M3」、リストバンド型のウェアラブル端末「HUAWEI Fit」を発表した。各機種の取材・実機レポートは別途、明日より順次公開予定だが、本記事ではまずMate 9を紹介したい。
Mate 9の想定実売価格は60,800円(税抜)で、予約受付は13日、発売日は16日。ちなみに3機種とも予約受付日と発売日は同じだ。
Mate 9は、現在のフラッグシップスマートフォン「HUAWEI P9」と同様、ドイツのカメラメーカー「LEICA(ライカ)」との共同開発となるダブルレンズカメラを搭載する点が大きな特徴。ダブルレンズには、一方が約1,200万画素のRGBセンサー、一方が約2,000万画素のモノラルセンサーを採用する。
ライカ基準の品質を満たす画質を誇るカメラで、非常に高品質な撮影ができる上、ダブルレンズによって後からでも絞りを変えられる「ワイドアパーチャ」機能を実現し、ボケを手軽に楽しめる。また、非常に緻密なモノラル撮影なども楽しめる。
カメラ関係のスペックでは、ダブルレンズカメラに採用されるレンズのF値は2.2(※P9と同様、2つあるため、1つの場合はより明るいレンズ相当になるはず)、光学手ブレ補正、2色LEDフラッシュ、2倍ハイブリッドズームを搭載する。また、コントラストフォーカス、レーザーフォーカス、デプスフォーカスに加えて、像面位相差フォーカスを加えた4-in-1ハイブリッドフォーカスシステムを採用している。
フロントカメラは約800万画素で、レンズのF値は1.9。
さらに、Mate 9はP9よりも大きなサイズのディスプレイを搭載することも特徴の一つ。約5.9インチ(フルHD)と、スマートフォンとしては大型のディスプレイを採用する。ディスプレイサイズは人によって好みが違う点だが、写真、映像、ウェブサイトなどを見やすいので、タブレット代わりにもなる。
OSはAndroid 7.0、CPUは同社の「Kirin」シリーズのKirin 960オクタコア(2.4GHz+1.8GHz)で、メモリは4GB RAM、ストレージは64GBと基幹部分もハイスペック。ネットワークではLTEのキャリアアグリゲーションに対応し、下り最大262.5Mbps、上り最大50Mbpsをサポートする。
搭載するバッテリー容量は4,000mAhで、急速充電に対応する。充電は5V/2A、5V/4.5A、4.5V/5Aに対応。
センサー類では加速度センサー、デジタルコンパス、ジャイロセンサー、環境光センサー、近接センサー、HALLセンサー、指紋認証センサーに加えて、気圧センサーも搭載する。
なお、ファーウェイ・ジャパンは、Mate 9のユーザーに対して、購入日から90日以内に1回限りだが画面の破損の無償修理サービスも提供する。仮に画面を割ってしまっても、90日以内であれば無料で修理して貰える、というのは意外と大きなサポートだ。
※実機のレポート記事も別途用意する予定。
【情報元、参考リンク】
・ファーウェイ公式通販サイトVモール
・Amazon.co.jp/Mate 9
・ファーウェイ新製品発表会YouTubeライブ中継ページ
・ファーウェイ公式サイト
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